【食欲/性欲/承認欲】欲を捨てる方法(自制心がない原因)
※この記事の動画verは、こちら↑
「肉体を生かしておくために、体に食事も、与えないといけない」
インドのヨーガ修行者、ヨギの発言を聞いて、当時、私は、衝撃を受けました。
【食欲/性欲/承認欲求】完全に、欲をコントロールしているヨギの感覚・・
あれから10年以上が経ち、仙道修行者である小生も、今では、こう感じています。
「肉体が求めているHな本も、たまには、読んであげるか」
こんにちは。名無き仙人です。
名無き仙人【プロフィール】2024年
【幸せな生き方】ブログ14年目(累計9130万PV)
SNS総フォロワー5万人
【食欲/性欲/承認欲求】欲を抑える方法を、備忘録的に、書き残していきたいと思います。
欲をなくすコツは、『自分』と、『肉体』を、分けて考えることにあったんです。
この記事は、以下の構成です。
記事の構成
①欲の正体
②欲を抑えるコツ3つ
③17の意識レベルと欲の関係
まずは①から。
【食欲/性欲/承認欲求】欲とは?欲の正体(スピリチュアル)
「食べたい」「やりたい」「認められたい」
欲を感じているのは、誰か?『自分』ですよね。
じゃあ、そもそも【自分】とは、何か?
私達、人族のホモサピエンスは、サルから進化途中の生物なわけですが・・
サルとの違いは、自覚が伴いコントロールできる意識『顕在意識』が、発達していること。
脳科学で言えば、高度な脳である前頭前野が、発達したのが、ホモサピエンスです。
逆を言えば、人間以外の動物は、原始的な脳だけで、生きている・・
本能的な無意識だけで、生きているわけです。
そのため、サルは、火を見ると、本能のままに、逃げます。
顕在意識で、本能を抑えて「ちょっと待て。火を活用できないかな?」と、考えることができないのが、サルなわけですね。
そう、顕在意識が使えない猿達は、ただただ、本能のままに、生きているだけ。
365日24時間、本能による自動的な行動『自動行動』を、しているだけ。
だから「そういえば、私は、なぜ、生きているんだろう?」とか「いや、そもそも、私って、なんなの?」などと、考えることがないんですね。
言い換えると。
そもそも「私は」とか「私が」という自我の感覚が、ほとんどない。
ただただ、365日24時間、本能による自動的な行動を、しているだけ。
このことは、逆を言えば・・
「私は」とか「私が」という【私】という感覚(自我)は、顕在意識があるから、感じる感覚なわけですね。
つまり、『私』という感覚の正体とは、顕在意識なわけです。
脳科学で言えば、脳の前頭前野が「『私』という感覚の正体」なわけですね。
で、ここからが、本題ですが・・
「食べたい」「やりたい」「認められたい」
食欲も、性欲も、承認欲求も、本能的な無意識にある欲望なわけですね。
サルなど動物は、この欲【食欲/性欲/承認欲求】を元に、自動行動を、とり続けているわけで。
つまり、動物にも、欲はあるのだから、欲とは、「本能的な無意識から生じるもの」と言えます。
このことは、こうも言えます。
もし仮に、肉体から、顕在意識が分離されて、『顕在意識』単体になったら、欲は感じないわけです。
脳科学で言えば。
もし仮に、肉体や、原始的な脳の部分から、前頭前野のみ分離されて、『前頭前野』単体になったら、欲は、感じないわけです。
そう、つまり。
サルから人間へと、進化する過程で生じた【顕在意識(前頭前野)】が、私という感覚(自我)の正体であり・・
【食欲/性欲/承認欲求】欲とは、「無意識含む肉体から生じているもの」なわけですね。
そう、欲の正体とは、「無意識含む肉体から生じている欲求」なんです。
ポイント
【食欲/性欲/承認欲求】欲とは?欲の正体(スピリチュアル編)→無意識含む肉体から生じているもの
よって、この図のように。
無意識含む肉体から「食べたい」「やりたい」「認められたい」という欲望が、浮かび上がってきていて。
『私』という感覚の正体である【顕在意識(前頭前野)】にて、その欲を、感じているわけですね。
だから、ヨギは、こう言うんです。
「肉体を生かしておくために、体に食事も、与えないといけない」
【食欲/性欲/承認欲求】欲を抑えるコツ2つ(スピリチュアル)
【食欲/性欲/承認欲求】欲を抑えるコツは、3つ。
欲を抑える方法
①意識と肉体を分けて考える
②欲望を禁止しない
③顕在意識を使えるレベルを上げる
意識と肉体を分けて考える
前述のとおり、【私】という顕在意識が、「食べたい」「やりたい」「認められたい」と、求めているわけでは、ないんですね。
【私】という顕在意識が、使っている【無意識を含む肉体】が、「食べたい」「やりたい」「認められたい」と、求めているわけです。
だから、『顕在意識』と、【肉体】を、分けて考える必要が、あるし・・
『顕在意識』と、【肉体】を、分けて考えるようにすると、それだけで、欲が薄れてしまう効果があります。
なぜなら、こういう思考回路に、なってしまうからです。
「あぁ。別に【私】が、やりたいわけではなく、【私】の肉体が、やりたがっているのか」
「じゃあ別に、毎回、肉体のわがままに、お付き合いしなくても、良いのか」
この考え方・・
『顕在意識』と、【肉体】を、分けて考える「考え方」をするうえで、面白い小話があるので、シェアさせて頂けないでしょうか?
この話は、科学的な根拠なき、めちゃくちゃ都市伝説の話なんですが・・
都市伝説界隈では「宇宙人が、サルの遺伝子を変えて、人間を作った」なんて、言われていますよね。
つまり、この理論で言えば。
私達は、サルをベースに、サルを土台に、作られているわけですね。
私達には、高度な知能や、高度な意識があります。
それが、顕在意識であり、脳の前頭前野なわけですが・・
でも、あくまで、体のベースは、サルなわけです。
だから、体には、サル的な欲望が残っていて。
体からは、「食べたい」「やりたい」「認められたい」など、欲望が、浮かんでくるわけです。
でも、毎回、体からの欲望に、こたえていくのは、面倒だから。
顕在意識(前頭前野)にて、私達は、欲を抑えたり、欲をコントロールしているわけです。
ダイエットが、その典型ですね。
そう、つまり。
あくまで、「食べたい」「やりたい」「認められたい」などの欲望は、肉体から、生じているものなんですね。
【私】が、食べたいわけではないし・・
【私】が、やりたいわけではないし・・
【私】が、認められたいわけでは、ないんです。
そう、承認欲求に関しても・・
【私】という意識「顕在意識」は、別に、周りから、認められたいわけではない。
そんな欲望は、顕在意識には、プログラミングされていない。
ただ、しかし。
サルは、集団内で、序列の上位に、なりたがる。
サル的な本能として、肉体から、「認められたい」という欲望が、浮かび上がってくるわけですね。
このように。
【私】という意識と、【本能を含む肉体】を、分けて考えるようにすると・・分けて、認識するようにすると。
「欲とは、【私】が、感じているものではない!」という感覚になるため。
「なんで、【私】が、肉体の欲望に、お付き合いしてあげないと、いけないの?」という感覚になっていき・・
「しょうがないなぁ。たまには、肉体が求めているHな本も、たまには、読んであげるか」
そういう状態・・欲をコントロールできる状態に、なりやすくなるわけですね。
これ、逆を言えば。
【私】と【肉体】が、ごっちゃになって・・
「自分が、欲を感じているんだ」と誤解すると、錯覚すると、欲を抑えるのが難しくなるわけですね。
「自分が食べたいんだ」
「私が、やりたいんだ」
「私は、認められたいんだ」
そう、誤解すると、錯覚すると、欲を抑えるのが難しくなるわけです。
というわけで、こう言ってみよう。
「欲とは、顕在意識である【私】が、感じているものではない!」
「なんで、顕在意識である【私】が、肉体の欲望に、お付き合いしてあげないと、いけないの?」
【性欲/食欲/承認欲求】欲望を禁止しない
で、前述のとおり、顕在意識と、肉体を、分けて考える場合。
私達は、サルをベースに作られている【肉体】を、使わせて頂いているんですね。
だから、愛車を大事にして、乗るように・・
自分が使っている【肉体】も、大事にして、乗る必要があって。
【私】のために、24時間、文句ひとつ言わずに、働き続けてくれている【肉体】には、感謝する必要があるし・・
たまには、【肉体】の欲望に、お付き合いしてあげる・・
【肉体】が求める欲望「食べたい」「やりたい」「認められたい」に、お付き合いしてあげて、全然、いいわけですよね。
これ、逆に、「欲望は、悪いことだ」と思い込み、禁止してしまうと、欲望が強くなってしまうんですね。
カリギュラ効果とは、何かを禁止されたり制限されたりすると、逆にその行動を、したくなる心理現象のこと。
たとえば「のぞいちゃダメ!」 「やってはダメ!」など、何かがダメだと言われると、ついやってしまいたくなる心理です。
つまり。
「【性欲/食欲/承認欲求】は、悪いもの」と、思い込んで「悪いから、求めてはいけない」と、禁止してしまうと。
逆に、欲望が強くなるわけですね。
逆を言えば、例えば、性欲を強くしたいならば・・
「性欲とは、悪いもの」と思い込んで。
「そういう行為は、恥ずかしい行為であり、してはいけないんだ」とか「結婚前は、やってはいけない」などと、禁止してしまうのが効果的。
すると、逆に、やりたくて、やりたくて、仕方ないものに、なっていきます。
すなわち、性欲を減らしたいならば、以下の洗脳を、自ら、解いていけば良いわけですね。
「性欲とは、悪いもの」
「そういう行為は、恥ずかしい行為であり、してはいけないもの」
「結婚前は、やってはいけない」
で、自分のなかで、禁止事項でなくなると、やりたい気持ちが、減ってしまいます。
でね。
【肉体】から生じる、本能的な欲望には、「良い」も「悪い」も、ないんですね。
「そういうもの」なんです。
「良い」「悪い」善悪含む価値観とは、思い込みだよ!という話については、以下の記事が詳しいのですが・・
・【図解】価値観とは思い込み『優劣や善悪は妄想』価値観の正体
【肉体】から生じる、本能的な欲望には、「良い」も「悪い」も、ないんです。
まあ、「そういうもの」なんです。
だから、「うんこしたい」などと、同じで。
【性欲/食欲/承認欲求】などは、サルをベースに作られている【肉体】を、使っている以上は、生じるものであり・・
まあ、「そういうもの」なんです。
別に、良いも、悪いも、ない。
「うんこしたい」に、良いも、悪いも、ないですよね。
そういうものであり、『性欲/食欲/承認欲求』も、それと同じなわけです。
で、禁止すると、逆に、欲望が強くなるから・・
肉体にも、感謝しつつ。
バランスを取りながら、たまには、【肉体】の欲望に、お付き合いしながら・・というわけですね。
なお、欲望に対して、罪悪感を感じる場合。
宗教や、スピリチュアルに存在する「禁欲の教え」の正体を知っておくことは、重要です。
「いつ、どんな理由で、禁欲の教えは、始まっていったのか?」
禁欲の教えの正体については、以下で。
・【暴露】苦行/禁欲【意味ない理由】自分に厳しいストイックな人へ
顕在意識を使えるレベルを上げる
実は、顕在意識を使えるレベルには、個体差が、あるんですね。
脳の前頭前野の発達具合には、個体差が、あるんです。
すなわち。
顕在意識を使えるレベルが低くて、本能的な無意識のままに、本能の欲望のままに、生きることになる個体もいるし・・
顕在意識を使えるレベルが高くて、本能を制御しながら、生きることになる個体も、いるわけです。
で、顕在意識を使えるレベルが上がると、前述した感覚・・
【私と肉体は違う】という感覚が、強くなっていくんですね。
「あくまで、私とは『自在にコントロール可能な顕在意識』である」
【顕在意識】が、自分だ!という感覚・・
その感覚が、強くなるので、自然と、【私】と【肉体】を、分けて考えるようになる・・認識するようになるんです。
「肉体を生かしておくために、体に食事も、与えないといけない」
ヨギの発言を聞いた当時、私は、衝撃を受けのですが・・
潜在意識を書き換える方法【転生仙術】に取り組むなかで。
顕在意識を使えるレベルが爆上がりしていき・・
ありがたいことに、お蔭様で。
今では、ヨギの発言の意味が、わかるようになりました。
今では「【私】と【肉体】は別」という感覚が、強くなっていて。
だから、洋の東西を問わず、昔も今も・・
瞑想をめっちゃ長時間取り組む修行僧たちは、「肉体は、意識の乗り物」的な発言を、することになるのだと感じています。
で、この「顕在意識を使えるレベルが上がった状態」になると。
肉体から生じる本能的な欲望【食欲/性欲/承認欲求】を、抑えるのが、簡単になっていく・・というわけですね。
逆を言えば。
欲をコントロールできない原因とは・・
自制心がない原因とは、顕在意識を使えるレベルが低いから!とも、言えるのかもしれません。
ポイント
自制心がない原因→顕在意識を使えるレベルが低いから
ちなみに、小生個人の感覚なのですが。
サルのメスを見ても、性的には興奮しないですよね。
理由は、「種が違うから」ですが・・
【顕在意識を使えるレベルが上がる】ことは、程度によっては、種が変わるレベル感での変化でも、あるんですね。
だから、そういう意味あいにおいて。
顕在意識を使えるレベルが、上がっていくと・・「以前に比べれば」ですが。
ホモサピエンスのメスを見ても、性的には興奮しにくくなる・・という側面もあるようにも感じています。
すると、性欲のコントロールも、しやすくなりますよね。
別角度で言うと。
男女問わず、その人の肉体を見るのではなく、意識を見る・・という状態と言えるでしょうか。
あくまで、肉体は、【猿をベースに発達したもの(作られているもの)】に、すぎないからです。
自分の中で、【肉体】と【意識】の、重要度が、変わってしまうわけですよね。
この感覚が、もっと進んでいくなかで、歴代の聖者たちは、性欲からも自由になっていたのかもしれませんね。
17の意識レベルと欲をなくす方法(スピリチュアル)
こちらは、精神科医のホーキング博士が提唱した【意識のマップ】ですが・・
「罪悪感」とか「欲望」など、意識レベル200以下の領域で、生きていると。
【私】と【肉体】が、ごっちゃになって・・
「自分が、欲を感じているんだ」と誤解/錯覚する状態に、なりがち!なんですね。
言い換えると。
「今さえ良ければいい。自分さえ良ければいい。お金さえあればいい」
欲の奴隷となり、破滅原則的になって、長期的には、人生で、自滅・衰退を、経験することになりがち。
破滅原則については、以下の記事で。
・【不幸になる人vs幸せになる人】特徴【破滅原則と繁栄原則】
これは、【知能のマップ】では、ないんですね。
これは、【意識のマップ】であり、意識レベルの話なんです。
だから、高学歴の人でも、意識レベル200以下の領域で、生きている人も、たくさんいるし・・
中卒や高卒でも、意識レベル200以上の領域で、生きている人も、たくさんいるわけです。
で、意識レベル600以上の「平和」や「悟り」の意識レベルになると、もはや、肉体から生じる欲の影響は、ほとんどなくなる・・というわけですね。
だから、スピリチュアルな話となりますが・・
悟りを開いた聖者は、生存欲求すらも、克服してしまうことに、なるわけですね。
ホーキング博士も「肉体から、いつ出ても良いけど、この世で、まだやることがあるし、急いで出る必要がないから・・」みたいな発言をされていますが・・
同じような話は、あるヨギの自叙伝でも、でてきますよね。
で、【意識のマップ】を元に、解釈するならば。
転生仙術とは、意識レベルを、上げていくための【実践的なノウハウ】とも、言えるわけですね。
なお。別角度から解説した「欲をコントロールする方法」については、以下で。
・【図解】欲を抑える方法【科学&スピリチャル】欲をコントロールできる人の特徴
また、承認欲求を捨てる方法でもある【成功には2種類あるよ。勝ち組ではなく、幸せ組を目指そう】という話については、以下で。
・【完全版】後悔しない幸せな生き方『社会的成功vs人生の成功』勝ち組と幸せ組
そして。
意識レベルについては、以下の記事が詳しいです。
・【完全解説】17の意識レベル【パワーかフォースか】人間性『高い人と低い人』
というわけで。
欲とも、バランスをとりながら、付き合っていきつつ、幸せで、楽しい人生を、生きてまいりましょう。
最後まで、ありがとうございました。
感謝しています。
<名無き仙人>
★合わせて読みたい★
・人生【やる気が出ない原因&対処法】信念の力でやる気を出す方法!スピリチャル
・【心理学】夢や目標はいらない『目標はない方がいい理由』目標を持たない生き方