欲を抑える方法!欲をコントロールできる人の特徴
食欲、性欲、承認欲求・・
欲を抑える方法を、書籍『あるヨギの自叙伝』を参考に解説します。
こんにちは。名無き仙人です。
名無き仙人【プロフィール】
【幸せな生き方】ブログ2010年から続いています。感謝。
結論。
欲をなくす方法は、顕在意識を使えるレベルを高めることです。
「え?意味がわからない」
そうですよね。
では、以下の順序で、わかりやすく解説しています。
記事の構成
①欲とは?欲の正体
②欲を抑える方法

欲とは?欲の正体(食欲・性欲・承認欲求)
心理学者のマズローは「人間の欲には5段階ある」と、提唱しました。
低い次元の欲求から、順に・・
マズローの5段階欲求(心理学)
①生理的欲求→「食べたい」「子孫を残したい」など
②安全欲求→安全に暮らしたい
③社会的欲求→家族や会社などに所属したい
④承認欲求→他人達から認められたい
⑤自己実現の欲求→自分の能力を最大限に発揮したい
なお、自己実現の欲求の、さらに上に【自己超越】社会貢献の欲求が存在します。
で、①から④までは、本能のままに生きるサルにも、備わっている欲なんですね。
つまり。
「食べたい」とか「認められたい」など、低次の欲求とは、本能的な無意識から、わき上がる欲求なわけです。
で、人間は、サルから進化する過程で。
本能的な無意識以外に、自覚が伴いコントロール可能な顕在意識が発達しました。
★顕在意識★→【1分で図解】顕在意識とは?(初心者向け)スピリチャル
★潜在意識★→【1分で図解】潜在意識とは?(初心者向け)スピリチャル
脳科学で言えば。
本能的・原始的な脳だけではなく、前頭前野という【新しい脳の部位】が、発達したのが人間。
つまり。
顕在意識とは、ほぼ、前頭前野なわけですね。
だから、人間だけが。
自己実現の欲求や、自己超越の欲求を、備えています。
自己実現に向けて、日々、努力しているサルって、いませんよね。
ようは・・
「食べたい」「やりたい」「認められたい」などの欲とは、本能的な無意識から、わき上がる欲望であり・・
だからこそ。
本能的な無意識のままに、生きていると。
食欲や性欲や承認欲求などの欲を、抑えることができなくなるわけですね。
逆を言えば。
自覚が伴いコントロール可能な顕在意識を、使えるレベルが上がると。
目の前に、裸の異性がいても・・
顕在意識を使って、意識的に「手を出さない」が、できるようになるわけです。
欲を、抑えることが、できるようになるわけですね。
すなわち。
本能からわき上がる欲をコントロールしているのは、顕在意識なわけです。
だから。
顕在意識がない、サルなど動物は、交尾をできる状況にて「我慢する」とか、できないわけですね。
意識と無意識と欲の関係
で、以下の記事のとおり。
・図解!自分とは何か【意識の正体】意識と無意識の違い「意識は脳にない?」
「私は・・」とか「自分は・・」という自我意識とは、顕在意識なんですね。
だから。
「食べたい」とか「認められたい」などの欲望を感じているのは、肉体であり、本能的な無意識であり・・
貴方では、ないんですね。
貴方という意識が、使っている、ホモサピエンスの肉体そして本能から、湧き出ているのが、低次元の欲望。
だから。
意識を・・顕在意識を、はっきり、保ってください。
ぼ~っと無意識のままに生きていると、欲をコントロールできなくなります。
本能的な無意識から発生する欲を、コントロールするのは、顕在意識です。
書籍『あるヨギの自叙伝』では、インドのヨーガ修行者であるヨギが、欲をコントロールする場面も、たくさん出てきます。
理由は、後述しますが。
ヨギは、顕在意識を使えるレベルが、めちゃくちゃ高いため。
ヨギにとって食事とは「肉体を生かしておくために、行うもの」なんですね。
「食べたいから、食べる」とか「食べたいけど、我慢する」では、ないんですね。
サルなど動物は、本能の奴隷です。
そして、顕在意識を使えるレベルが、究極にまで高まったヨギは、顕在意識によって、本能を従えているんです。
主従関係が、逆転しているわけですね。
それも、そのハズ。
一般的に、意識全体のうち「顕在意識は5%、無意識が95%」と言われていますが・・
実は、個人差があって。
顕在意識を使えるレベルが、低い人もいれば、高い人もいます。
例えば、ざっくりイメージですが・・
顕在意識が3%しかない人は、本能的な無意識が97%もあります。
この場合。
欲望を、顕在意識で抑えるのは、難しいですよね。
一方で。
顕在意識が7%も、ある人の場合。
意識全体に占める本能的な無意識の割合が、93%と下がるから・・
「食べたい」とか「認められたい」などの欲を、コントロールしやすくなるわけですね。
で、究極にまで、顕在意識を使えるレベルが上がってしまうと。
もはや、本能と、顕在意識の、主従関係が逆転してしまって。
食事という行為が「肉体を生かしておくために、行うもの」に、変わってしまうわけです。
だから。
本能的な欲として、最も強い「死ぬのが怖い」生存欲求すらも、ヨギは、克服していて。
その様子も、あるヨギの自叙伝では、詳しく実際の話として、でてきます。
食欲・性欲・承認欲求「欲をコントロールするには?」
結論。
欲を抑えるには、顕在意識を使えるレベルを高めることです。
顕在意識を使えるレベルが上がると・・
意識全体のうち、相対的に、本能的な無意識の割合が下がるため。
自然と、欲をコントロールしやすくなります。
この話は、机上の理論や、書籍の話だけではなくて。
私の経験談でも、あるんですね。
私は、潜在意識を書き換える方法【転生仙術】に取り組んだことで。
顕在意識を使えるレベルが爆上げしていき・・伴い。
欲が薄れてしまう経験をすることになりました。
だから、名無き仙人のブログを書き始めた最初の頃・・10年以上前ですが。
最初の頃は「無欲になった」と書いていたのですが・・
理解が深まった現在。
「無欲になったのではなく、顕在意識を使えるレベルが上がったせいで、相対的に、無意識の割合が減ったことで・・欲が薄れる体感になったのか」
そう、理解するに至りました。
だから、面白いもので。
転生仙術前は、24時間、女の子のことしか、考えられなかったんだけど。
でも、モテないから。
「恋愛は、興味ないよ」と、異性に、興味ない人のフリをしていたんですね。
しかし。
転生仙術以降は、本当に、欲が薄れてしまって・・
でも、そんな人は、一般的に「ヤバい奴」だから。
異性に、興味あるフリをして、周りの人達に、合わせる状態に、なってしまっています。
もちろん。
今でも、欲は十二分にあるんだけど。
体感として、欲が、薄れてしまっているんですね。
だから、欲をコントロールするのは、簡単。
例えば、食欲も、簡単にコントロールできるから。
小生は、首から上は、おじさんなんだけど。
首から下は、スポーツしてる男子高校生17歳みたいな体になっていて。
見た目、アンバランスすぎる、気持ち悪い生き物になっています。
ようは、顕在意識を使えるレベルが上がると、欲をコントロールできる人になる!というわけですね。
ポイント
欲をコントロールできる人の特徴(科学&スピリチャル)→顕在意識を使えるレベルが高い
なお。
欲望の強弱には、思い込み/洗脳も、関係していて。
だから、思い込みを書き換えるワークに取り組むと、欲が薄れる効果もあるのですが・・
今回は、こちらの話は、省略します。
★洗脳★→図解【洗脳を解く方法】洗脳されている人の特徴【自覚がない】つまり私達です
まとめ!欲を減らしたい。欲をなくしたい人へ
顕在意識を使えるレベルを高める方法としては、一般的には、瞑想と、運動が、有名です。
瞑想の研究は、世界中で行われており。
長時間、瞑想に取り組んでいるチベット仏教の修行者の、脳を調査したところ・・
「前頭前野の皮質が厚くなる構造変化が見られた」と判明しています。
そのため、感情を制御する能力が高まっている可能性が指摘されています。
つまり。
瞑想により、脳が、物理的に、変化してしまっているわけですね。
書籍『あるヨギの自叙伝』では、ヨギが、1日中、瞑想に取り組む話なども、でてきます。
瞑想に費やす時間が、私達の想像を超えていて。
だから、ヨギは、欲をコントロールできるレベルが、すごいわけですね。
なお、瞑想や運動、以外にも、顕在意識を使えるレベルを高める方法は、あって・・・
やり方は、非公開サイト【転生仙術】にて、記事や動画で、具体的に解説しています。
仙人道では、陰陽のバランスを重視します。
陰・・書き換えワークによる「潜在意識を最適な状態にする」が、重要なのは、もちろんですが。
陽・・実は、顕在意識を使えるレベルを上げることも、大事なわけですね。
~補足~
人間の機能は、筋肉でも、脳でも「使わない機能は衰える」そして「使う機能は発達する」です。
ゆえに。
基本的には、顕在意識(前頭前野)は、使えば使うほど、発達します。
だから、高度な思考・・難しいことを考えてみたり。
キレそうな時に、我慢してみたり・・
食べたい時に、あえて、我慢してみたり・・
前頭前野は、使うことで、鍛えられるため。
積極的に、使っていくのは、おすすめです。

<参考文献>
アイフォンを作ったスティーブ・ジョブズが、強い影響を受けた本としても有名な『あるヨギの自叙伝』。
「食事とは、肉体を生かしておくために、行うもの」という感覚を知るだけでも、人生、少し変わります。
読む人は、読むことになるし・・
読まない人は、読まない・・そんな本ですが。
ピンときた人は、要チェックです。
さて、最後まで、ありがとうございました。
感謝しています。
~追記~
合わせて読みたい記事は、以下となります。
・【完全解説】競争社会から降りる方法『競争社会に疲れた人へ』
<名無き仙人>



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