将来の不安ばかり考えてしまう原因と対処法!潜在意識スピリチャル編
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将来の不安ばかり考えてしまう原因は、生存確率を高めようとする本能にあります。
考えの95%は、本能的な無意識により、自動的に行われる自動思考。
だから、無意識のうちに、ついつい、将来の不安ばかり考えてしまうんです。
今までの人生で、自分の脳内で「何が起きていたのか?」が、わかり・・
「どうすれば、将来の不安を考えなくなるのか?」対処法がわかる3分間、是非、お楽しみください。
こんにちは。名無き仙人です。
名無き仙人【プロフィール】
【幸せな生き方】ブログ2010年から続いています。感謝。
将来の心配ばかりしてしまうせいで、今を楽しめないでいた、過去の私へ。
人生が変わってしまう【将来の不安】の対処法!の話です。
この記事は、以下の構成です。
記事の構成
①将来の不安ばかり考えてしまう原因
②将来の不安を考えない方法
まずは「①将来の不安ばかり考えてしまう原因」から。
将来の心配ばかりしてしまう原因(スピリチャル潜在意識編)
「将来、結婚できるかな?」
「定年まで、今の会社で働けるだろうか?」
「年金、もらえるかな?」
気がついたら、いつの間にか、ついつい、将来の不安ばかり考えてしまう原因は、本能の性質にあります。
まずは、基本。
私達の意識には、2種類あって。
自覚が伴い、コントロールできる意識が顕在意識ですが、意識全体のうち5%しか、ありません。
95%は、無意識(潜在意識)です。
そのため、私達の考えや行動の95%は、無意識で、自動的に行われ続けている自動思考と、自動行動です。
時間に換算すると。
1日24時間のうち、23時間は、自動思考と自動行動で生きているのが、私達ホモサピエンスです。
ちなみに、サルなど動物は、本能的な無意識が100%なので、1日中、自動行動のみで生きています。
で、本能にとって、1番大事な最優先事項は、生き残ることと、子孫を残すことです。
そのため。
生き残る確率を高めるために、本能は、あえて、「最悪なことが起きるかも」と、考える性質を備えています。
例えば。
「このキノコ、もしかしたら毒キノコで、食べたら、死ぬかも」
そう、最悪な事態を考えるようにすると、生存確率が上がりますよね。
よって、私達の本能は「最悪な事態になるかも」と、考える性質があり・・
この性質を、心理学で、ネガティブバイアスと言います。
で、【最悪な事態を想定することで、リスクを回避できる】は、科学的な研究によっても判明済。
ペンシルバニア大学の研究により、以下が判明しています。
①心配事の79%は、実際には起きない
②心配事の16%は、事前に備えることで、実際には起きない
③心配事の5%は、何を、どうしても、起きる
つまり。
私達の本能的な無意識は、「②心配事の16%は、事前に備えることで、実際には起きない」のために・・
頑張って「最悪なことが起きるかも」と、将来の不安について、考え続けているわけですね。
だってね・・
「将来、結婚できないかも」
そう、将来を不安視すると、「今のうちから、婚活を頑張らないと」と、事前に備えることに繋がりますよね。
すると、「②心配事の16%は、事前に備えることで、実際には起きない」。
実際には、結婚できる確率が上がります。
すなわち、子孫を残せる確率が上がります。
また、他にも・・
「年金、もらえないせいで、飢え死にするかも」
そう、将来の不安について考えることで、「今のうちから、老後資金を貯めなきゃ」と、事前に備えることに繋がりますよね。
すると、年金を、もらえようが、もらえまいが、飢え死にせずに、すみます。
すなわち、生存確率を高めることができます。
このように。
私達の本能は、ひたすら、脳内にて。
「将来、最悪なことが起きるかも」と、ネガティブなシュミレーションを、し続けているわけですね。
なんのために?
事前に対処すると、危険を回避できる、16%のリスクのために!です。
で、これら、本能的な無意識による、将来のネガティブなシュミレーションは、自動的に行われる自動思考です。
だから、ついつい、気がついたら、将来の不安について、考えてしまっているわけですね。
これが、【将来の不安】の正体であり・・
将来の不安ばかり考え続けてしまう原因です。
将来の不安を考えない方法(スピリチャル潜在意識編)
将来の不安を考えない方法・コツは、簡単。
将来の不安について考えている自分に気がついたら「あっ!これ、ネガティブバイアスだ」と、1人でつぶやけば良いだけ。
それだけで、将来の不安を考え続ける思考を止めることができます。
というのも、本能の性質であるネガティブバイアスとは・・
人類は長年、死と、隣り合わせで、生きていたんですね。
「まあ、大丈夫だよ。ポジティブ大事」などと、ちょっと油断しただけで・・
熊に襲われて死んだり、毒キノコ食べて死んだり、ちょっとした感染症で死んだり。
だから、生存確率を高めるためには・・
ひたすら、ひたすら、1日中「最悪な事態になるかも」と、脳内で、悲観的なシュミレーションを行い続ける必要があった。
この本能の性質が、ネガティブバイアスであり、現在の私達にも、いまだに、備わっているわけです。
だから、私達も、ひたすら、ひたすら「失業するかも」とか「上司に嫌われたかも」とか「恋人と別れることになるかも」などと・・
脳内で、ネガティブなシュミレーションを行ってしまうわけですね。
実際の現実としては、起きてもいない、最悪な事態を、妄想してしまう。
なぜか?
そう「最悪なことが起きるかも」と、妄想することにより・・
16%の、事前対処で回避できるリスクを、避けることができるからです。
でも、これ、逆を言えば。
たった、16%のリスクのために、私達は、ひたすら「最悪なことが起きるかも」と、将来の心配を、してしまっているわけですね。
不安とは、脳内にのみ、存在している妄想です。
不安とは、現実では、ない。
だから、不安のうち79%は、実際には起きない。
妄想を現実化するのは難しいため、心配事の79%は、実際には、起きないわけですが・・
残りの、たった16%のリスクのために。
私達は、頻繁に、将来の不安について考えてしまっているわけです。
これ、貴方は、どう思いますか?
割に合う行為だと、思いますか?
だってね。
頻繁に、「最悪なことが起きるかも」と、将来の不安について考えてばかりいたら。
単純に、楽しくないし、つらいですよね。
で、実際、将来を心配しすぎるせいで、逆に、心の病気になったりする人もいます。
つまり。
16%の、事前対処で回避できるリスクについて、備えることにも、メリットとデメリットの両方があるわけです。
「将来、ヤバいかも」と、心配事ばかり考えることのメリットは、16%の、事前対処で回避できるリスクを、避けられることです。
で、デメリットは、気分が憂鬱になり、心の病気になるリスクがあることです。
ただ、気分が憂鬱になったり、心の病になるリスクがあるとしても。
死と、隣り合わせで生きていた時代においては・・
「将来、ヤバいかも」と、心配事ばかり考えるメリットの方が、大きかったんですね。
だから、人族のホモサピエンスの本能は、「最悪な事態になるかも」と、ネガティブなシュミレーションをし続ける方向で、進化した。
でもね。
スマホから顔をあげて、周りを見渡してみてください。
ここは、21世紀の現代日本です。
あらゆるリスクが排除された、人類史上、最高とも言える、安心で安全な、環境です。
「まあ、大丈夫だよ」と、油断していても、大丈夫。
熊に襲われることは、ありません。
毒キノコを食べてしまうリスクも、ありません。
感染症にかかっても、病院に行けばいいだけ。死なないです。
食料だって、余って捨てるほど、たくさんあります。
失業しても大丈夫。
別の仕事に就けばいいだけ。
病気で働けなくなったら、生活保護まで準備してくれている現代日本。
もう、昔の環境とは、違うから。
本能のままに、「最悪な事態になるかも」と、ネガティブなシュミレーションをし続ける必要が、ないんですね。
「メリットがないし、デメリットの方が大きい」とも言えます。
でも、それでも、本能は。
私達の本能は、この、あらゆるリスクが排除されている、安全安心な現代日本においても。
ひたすら、「最悪な事態になるかも」と、ネガティブなシュミレーションをし続けるんですね。
なぜか?
本能的な性質は、たった数十年や、数百年程度では、変わらないからです。
この本能の性質と、現代の環境のギャップは、他のことでも起きていて。
例えば、食事。
本能は、生き残るために、油や、甘いものを好みます。
人類は長年、飢え死にリスクに、さらされていたから。
でも、現代日本では、飢え死にリスクがないですよね?
知り合いで、飢え死にした人がいますか?いないハズです。
で、逆に、本能のままに、脂っこいものや、甘いものを食べすぎたせいで、病気になって、寿命を縮める人は、たくさんいますよね?
そう。
本能的な性質が、現代においては、邪魔、足枷になっていることは、いろいろあって。
その1つが、「最悪な事態になるかも」と、ネガティブなシュミレーションをし続ける性質・・ネガティブバイアスなんですね。
多くの人が、この本能の性質に、困って悩んでいて。
だから。
「ポジティブになりたい」とか「つい、ネガティブに考えしまう自分を変えたい」と、悩んでいる人は、現代社会に、ゴロゴロいます。
この悩みは、本質的には・・
「甘くて、脂っこいものばかり食べてしまう自分を変えたい」と、悩んでいる人と、同じなわけですね。
両者とも、現代では、不必要になってしまっている本能の性質に、困って、悩んでいるわけです。
そう、だから結論。
洗脳を、解いていきますよ?
「将来の不安について考えて、事前に備える人は、賢い人」と、思われがちですが、実は、別に賢くないんですね。
「将来の不安ばかり考えて、備えてばかりいる人」とは、賢い人ではなく、本能のままに、生きているだけの人。
食事で言えば、「甘い脂っこいものばかり、つい、食べてしまっている人」と、同じです。
安心してください。
ここは、もう、本能の性質が形成された時代の【危険と隣り合わせだった世界】とは、違う世界です。
ここは、あらゆるリスクが排除された、現代日本です。
「最悪な事態になるかも」と、妄想を連発させて・・
ネガティブな妄想を爆発させなくても、大丈夫。
死なないし、危険に遭遇することも、ないです。
むしろ。
「最悪な事態になるかも」と、頻繁に、ネガティブな妄想を連発させる方が、危険です。
気分が憂鬱になり、心の病気になるリスクが高まるからです。
こう、言ってみてください。
「ここは、あらゆるリスクが排除された、現代日本だ」
「ここは、本能の性質が形成された時代の世界とは、もう、違う世界だ」
こうも、言ってみてください。
「「最悪な事態が起きるかも」と、ネガティブな妄想する方が、リスクが高い」
たった16%の回避可能なリスクのために。
頻繁に、「最悪な事態が起きるかも」と、ネガティブな妄想する方が、リスクが高い時代です。
だから。
「定年まで働けないかも」
「結婚できないかも」
「年金もらえないかも」
将来の不安について、ついつい、本能的な無意識のままに、考えてしまっている自分に気がついたら、こう、言ってみてください。
「あっ!これ、ネガティブバイアスだ」
「これは、本能が行っているネガティブなシュミレーションだ」
続けて、こうも、言ってみてください。
「生存確率を高めるために、本能が頑張っているみたいだけど、これ、現代では、デメリットの方が大きいんだよなぁ」
すると、すぅ~っと、将来に対する悲観的な妄想が、消えていきます。
その後は、何か別の、楽しいことを、考えてみてください。
思考を止めて無心になるのは難しく、尚且つ。
思考は、似た思考が、リンクして続いていくからです。
まとめ!将来の不安ばかり考えてしまう人へ
実践面で言えば、「将来の不安について考えている自分に、気がつく」自覚が伴う部分が、重要になります。
自動思考は無意識で行われるので、なかなか、気がつけないものです。
で、自分の自動思考に気がついて、自動思考を客観視する方法については、こちらの動画が詳しいです。
記事は、こちら→【図解】自動思考に気づく方法【①チェック②止める③改善】
また、潜在意識を書き換える方法【転生仙術】の、様々なワークに取り組んでいくなかで。
最終的には、ほぼ必要なくなるワークとなりますが・・
最初の頃は、不安・ストレス解消ワークも、おすすめです。
簡単に、即効で、不安とストレスを激減させることができます。
私も、最初の頃は、不安・ストレス解消ワークに、相当、助けてもらいました。
不安・ストレス解消ワークについては、以下の記事が詳しいです。
さて、最後まで、ありがとうございました。
感謝しています。
<名無き仙人>



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