執着心をなくす方法!死生観を変える話(スピリチュアル)
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執着心を手放すために『心の中では、何も所有しない』でください。
そして、『心の中では、何も所有しない』を、実践するために、こう言ってみてください。
「人生で得られるものは、全て、レンタル」
100年続く『人生』という旅も、いずれ、終わりがきます。
旅の終わりには、道中で得たもの「その全て」を、返却することになります。
お金も、地位も、伴侶も、子供も、家も、車も、人生旅が終わる時には、返却することになる。
だから、こう言ってみてください。
「人生で得られるものは、全て、レンタル」
実は、人生で得るものは【全てレンタル】・・借り物なんです。
恋人でも、お金でも、子供でも、なんでも。
死ぬ時には、全部、返却して、自分1人で、旅立つことになります。
にも、かかわらず。
借り物なのに「自分のもの」と勘違いするから、執着心が生まれるんです。
「あぁ、そうだったのか!」
死生観が変わり【人生で得るものは全てレンタル】・・
【心の中では、何も所有しない】という「仙道の教え」の意味がわかり・・
執着するのが、バカらしくなって、自然と、生き方そして人生が変わる重要な話、是非、お楽しみください。
こんにちは。名無き仙人です。
名無き仙人【プロフィール】2024年
【幸せな生き方】ブログ14年目(累計9130万PV)
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この記事は、以下の構成です。
記事の構成
①生きるとは?死ぬとは?
②人生で得るものは全てレンタル
まずは①から。
死生観が変わる話(スピリチュアル)
「生きるとは?」を知るには「死とは?」を知る必要があって。
「死とは?」を知るには「自分とは?」を知る必要があります。
こう、自問してみてください。
「そういえば、今ここにいる、私って、誰?何?」
「私は・・」という自我意識の正体は、顕在意識なんですね。
私達、人族のホモサピエンスは、サルから進化する過程で、自覚が伴いコントロールできる意識『顕在意識』が、発達しました。
逆を言えば、人間以外の動物は、ほぼ本能的な無意識のみで、生きているわけです。
だから、動物は「私は」という自我意識が、限りなく薄い。
サルは、火を見たら、本能のままに逃げますが・・
サルなど動物は、ただただ、本能のままに、自動的に行動しているだけ。
そこに「私は」という自我意識は、ほぼない。
だからサルは「私は今、ここにいるよね?そういえば、私は、なぜ生きているんだろう?」とか「そもそも現実世界って、何?」など、哲学的なことを考えないし、そもそも興味が向かわない。
「生きるとは?」や「死とは?」など考えない。
ただ、本能のままに、自動的に行動し続けるだけ。
だから、生存本能により、死は避けようとするんだけど、「死とは?」や「死んだ後って?」などは、考えないし、意識が向かわない。興味が向かわない。
そう、つまり。
「死とは何か?」と、考えている【私】の正体は、自覚が伴いコントロールできる意識『顕在意識』なんですね。
で、顕在意識は、無意識を含む肉体があるからこそ、存在することができています。
脳科学で言えば、脳の前頭前野は、その他の原始的な脳や、肉体があるから、存在することができています。
顕在意識、単体では、存在することができません。
ゆえに。
死とは、肉体の死に伴い、顕在意識が消滅する現象なんですね。
つまり、肉体が死ぬと、「私は」という顕在意識も、生存を続けることが、できなくなるわけです。
顕在意識、単独では、生存することが、できないからです。
余談ですが、この顕在意識をコンピューター上に移設する試みもなされていますが、仮に実現されるとしても、相当に先。
また、現在、AIに、本人の語録を大量に学習させて、死んだ後も、まるで本人が受け答えしているかのように振舞うAIが構想されていますが・・
あれは、無意識の移設であり、顕在意識の移設ではないんですね。
また、スピリチュアや一部の宗教では、死んだ後も「私は」という魂は、天国にて、生き続ける・・そう考える場合もありますが。
どちらにしろ。
肉体が死ぬと、現実の世界の中で、「私は」という自我意識を、保ち続けることは、できないわけです。
というわけで、本題。
人生で得るものは全てレンタル
つまり、「私」という自我意識にとって、人生とは、全てがレンタル(借り物)なわけですね。
そもそも、「私」という自我意識(顕在意識)が、使っている肉体、それ自体が、レンタル(借り物)です。
なぜなら、長くても100年ほどで、肉体は、地球に、返却しないといけないからです。
肉体を借りられる期間は、長くて100年。
レンタサイクルや、レンタカーと同じで、借りられる期間が終わったら、返却しないといけない。
借りていた肉体は、また、地球に、土に、返っていくわけですよね。
で、肉体の返却と同時に、「私は」という意識も、消えていくことになる・・
実は、人生とは、全てがレンタルだったわけです。
仮に、輪廻転生があるとしても。
あの世には、貯めた貯金は、持っていけません。
「自分のもの」と思っていた、貯金も、マイホームも、家族も、何もかも・・
全て、返却して、自分は1人で、何ももたずに、旅立たないといけません。
なに1つ、もっていけません。
その意味では「自分のもの」という、その感覚自体が、実は、思い込みであり、錯覚だったわけです。
例えば、前々から欲しかった、グッチのバックを買った場合。
グッチのバックは「自分のもの」と感じられますよね?
で、「これは、私の所有物」と思うから、グッチのバックに執着心が生まれる。
でもね。
もっと長い目で、もっと広い視野で、私達の人生を客観視すると。
実は、人生で得られるもの、その全てが、レンタルなわけですよね。
死ぬ時に、グッチのバック、もっていけないですよね?
この世に、現実世界に、返却しないといけない。
お金でも、家族でも、何でも、人生で得られるものは全て、最長でも、100年しか借りられない、レンタルなわけですね。
だから、執着しても、意味ないですよね。
例えば、2泊3日の旅行先で「3日間、レンタサイクルで自転車を借りた」としましょうよ。
3日間、旅先で、同じ自転車に乗っていたら、愛着がわくかもしれません。
でも、「この自転車は、私の所有物」とは、思わないですよね。
予め【借りられる期間】が、限定されているから。
で、「この自転車は、私のもの」とは、思わないから、強い執着心は、生まれないため・・
名残惜しいけど、3日目には、笑顔で「3日間、ありがとう」と、自転車を返却しますよね?
人生とは、これと、同じなんですね。
人生とは、100年続く、長い旅。
ゆえに、さきほどの旅行の話とは、旅行の期間が違うだけで、本質的には、同じです。
貴方様も、私も、皆も・・旅行に、きているんですね。
この旅行は、最長でも、100年間と、旅行期間が限定されている旅行です。
この、人生という旅行中、私達は、自転車を含め、いろいろなものを、レンタル・・借りていきます。
「買った」と表現されることが多いですが、実は、返却期限があるので、レンタルです。
何を買っても、あの世には、持っていけませんから。
そして、この旅において、友達とか、家族とか、家とか、長く一緒にいると、愛着が生まれます。
が、予め【借りられる期間】が、「最長でも100年」と限定されているから。
だから、「この〇〇は、私のもの」とは、思わない・・
「この〇〇も、実は、レンタルなんだよね」
そう思うため、強い執着心は、生まれないため・・
名残惜しいけど、死ぬ時には、笑顔で「今まで、ありがとう」と、全てを返却していくことになりますよね。
そう、この死生観が、観念が、執着心をなくす方法なんです。
人生という長い旅路では、お金とか、名声とか、友達とか、家族とか、マイホームとか、いろいろ、得ていくかもしれません。
でも、それらは全て、予め【借りられる期間】が、「最長でも100年」と限定されている、レンタル品です。
必ず、返却することになります。
だから、何でも、所有したければ、所有すればいいけれど・・
心の中では、何も、所有しないでください。
人生で得るものは【全てレンタル】です。
この全体像を忘れてしまい「私のもの」とか「私の所有物」と、勘違いして思い込むから、執着心が生まれます。
まとめ!死生観を変えて執着心を手放す方法
旅行先で、レンタサイクルを2台も3台も借りて「へへへ。私は、自転車を3台、所有しているんだ」と自慢している人がいたら・・
「あれ?この人、頭おかしいのかな?」と、思いますよね。
また、借り物の自転車を「これは、私のものなんだー」と、大事に抱え込んで、執着して、返却しようとしない人がいたら・・
「あれ?この人、大丈夫?」と、思いますよね。
そう考えると。
【人生で得るものは「全てレンタル」】。
地位や名誉や、お金に執着していて。
「へへへ。私は、高級車を3台、所有しているんだ」と自慢している人がいたら。
貴方は、その人のことを、どう思いますか?
また、借り物であるマイホームや、恋人や、子供や、友人や職業や、あれこれを・・
「これは、私のものなんだー」と、勘違いして、執着している人がいたら。
貴方は、その人のことを、どう思いますか?
私達は、死ぬ時には、全部、返却して、自分1人で、旅立つことになるようです。
だからこそ。
旅行の本質は「旅先で、どの自転車を借りるか?」にはなく、「旅行を楽しめたか?」にあるのと同じで。
人生の本質は、「何を所有したか?」にはなく、「人生という旅を楽しめるか?」に、あるようです。
だから、名無き仙人は、「人生の目的は『幸せ』であり、その他は全て【手段】だ」という話をしているわけですね。
また、だからこそ。
「無意識(潜在意識)に、人生の目的【幸せ】をセットするのが重要だよ」という話をしているわけですね。
そう、実は、これらの話は、死生観・・「生きること/死ぬこと」に対する観念とも、深く関係しているわけですね。
さて、同じ時代にて、人生という名の旅に出ている同士へ。
お互い「いつ、旅が終わるか?」は、わかりませんが、終わりがくるまでの期間、人生旅を、楽しんでまいりましょう。
最後まで、ありがとうございました。
感謝しています。
<名無き仙人>
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