親と社会のプログラムから自由になる方法|メタ認知で育つ“本当の自分軸”
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この記事は“自分軸のスイッチ”を入れる方法です。
3分後、他人の目が気にならなくなります。
突然ですが──
断れない、人の目が気になる、周りに合わせてばかり・・こんな感覚、ありませんか?
これ、実は、“自分軸 vs 他人軸”という構造が関係しているんです。
ここで言う“自分軸”とは、自分の価値観を基準に「どう生きるか」を選ぶ生き方。
そして“他人軸”とは、他人の評価や期待を基準に、行動や選択が決まってしまう生き方のことです。
実はこの違いが、「生きやすさ」と「生きづらさ」を大きく分けてしまいます。
貴方は、どちらの軸で生きていますか?
今日の話は、私達の人生の“操縦席”を取り戻す話です。
では、さっそく見ていきましょう。

こんにちは。名無き仙人です。
名無き仙人【プロフィール】
【幸せな生き方】ブログ2010年から続いています。感謝。
◆第1章:他人軸が生まれる脳の仕組み

私達は、誰しも、最初は『他人軸』から人生が、始まります。
これは、脳の仕組みと人類の歴史を見ると、非常にシンプルです。
人間は、何万年もの間、小さな50〜150人の部族の中で生きてきました。
だから、部族ルールを守ることが、「生きること」そのもの。
ポイント
部族ルールを犯す=追放=死。
親や周囲の大人達から教わる教えを信じて、生涯、守っていくこと。
それが、ホモサピエンスの生存本能であり、この仕様は、今も変わっていません。
つまり、他人軸は“人類の初期設定”なんです。

さて「私は自分軸?他人軸?」が、わかる、超簡単なワークがあります。
紙に、自分の価値観を書き出していきます。例えば、こんなふうに。
価値観の例
①男は働き、女は家を守るべき
②いい学校にいき、いい会社に就職すべき
③誰とでも仲良くすべき
④友達が少ないのは、劣っている
⑤お金とは悪いもの
で、紙の上に書き出された価値観の上に、「これは誰の価値観か?」を、赤ペンで書いていきます。
ポイント
①親の価値観
②友人や先生含む社会の価値観(常識)
③自分で考えて作った「自分の独自価値観」
この作業をすると、驚愕することになる。
というのも、『③自分で考えて作った「自分の独自価値観」』がないことが、露になるから。
「うおー、マジか。全部、他人から教わった価値観じゃん」
「あれ?自分で考えて作った独自価値観、一個もないじゃん」
つまり、私達は、他人から教わった価値観で、生きている。
つまり、他人軸で生きている。
なぜか?
他人軸で生きるのが、人類のデフォルトだからです。
で、通常、人類は、こう問えないんですね。
「自分が信じている価値観は、誰の価値観?」
「この、教わった価値観、本当に正しいの?」
なぜなら、こう問うことは、部族ルールを疑うことでもあるから、本能が拒絶する。
だから、心理学『メタ認知』が発達しない限り・・
人は、他人軸で生きることになるし、それが悪いわけではない。
メタ認知とは、俯瞰の視点。
ゲームのプレイヤー視点から、上から全体を俯瞰するカメラに切り替わる感じです
・メタ認知【完全版】本能に振り回されない生き方|“2人の私”を使う観察者術
で、他人軸のまま現代社会を生きると、苦しくなる。
なぜなら──現代には【何千人もの“他人”】がいて、様々な部族との共同生活だから。
部族時代は、100人くらいの、単独の小さな群れでしたからね。
脳の容量をはるかに超えた「多様な価値観」と「監視対象」の中で生きている。
だから「他人の目が気になる」「他人に合わせて疲れる」疲れるのは、当たり前なんです。
そう、現代社会では、自分軸の重要性が高くなっているんですね。
◆第2章:思い込みのメタ認知で“自分軸”が芽生える
ここからが、大事な話です。
他人軸とは、ただ他人に気を使うことではありません。
本質は──
“幼少期から親や社会に刷り込まれた価値観を、自分の価値観だと勘違いしたまま生きてしまうこと”です。
たとえば、こんな価値観たち。
ポイント
「いい学校に行きなさい」
「いい会社に入りなさい」
「結婚して家庭を作りなさい」
「みんなと同じ道から外れちゃいけない」
これらは、本来あなたが“自分で選んだ価値観”ではありません。
親の価値観、学校の価値観、社会の価値観。
つまり、他人たちの“正しさ”をインストールされただけ。
そして恐ろしいのは──
その価値観を基準に生きている限り、あなたの人生はずっと**“他人によって採点される人生”**になるということです。
「ずれていないか?」「変に思われないか?」「期待に応えなきゃ…」
こうして、他人の目に監視され続ける生き方になる。
だから本音が言えなくなる。
やりたいことが分からなくなる。
生きる感覚に“違和感”が生まれる。

そして、ここで必要なのが──**メタ認知(気づく力)**です。
「あれ? これって私の価値観じゃなくて、親や社会が植え付けた“他人基準のプログラム”じゃない?」
この“気づき”が起きた瞬間、自分軸の芽が生まれます。
自分軸とは、本音を押しつぶしてきた“他人の基準”から、そっと離れること。
メタ認知が、その第一歩です。
◆第3章:主体の位置がスッと外側へスライドする
ここから、ちょっとだけ、上級者向けの話。
自分軸とは、“自分中心に生きること”ではありません。
むしろ逆で──
自我というキャラクターを、一歩外側から観察する位置へ、意識がスライドすること。
・【衝撃】私は2人いる|自動思考の私と観察者の私―人生の主導権を取り戻す方法
この感覚が起きると、他人の評価が、まるで“ただの音”のように聞こえます。
「はいはい。あれも、これも、ほぼ全部、自我の自動反応にすぎないよね」
あの人の言葉、上司の表情、周りの視線・・
これらが“刺激”として見えるようになる。
例えば、誰かに軽く注意された時。
前なら落ち込んでいたのに、“あ、相手の自動反応ね”と流せるようになります。
すると、心が揺れない。比較が消える。違和感が消える。人生が軽くなる。
私も、他者メタ認知を獲得してから、この感覚へと移行していくことになりました。
他者メタ認知→【他者メタ認知】人の心を読む能力|他人の気持ちや考えがわからない人へ
◆第4章:今日からできる“自分軸ワーク”
さきほど紹介した「紙に価値観を書くワーク」是非、やってみましょう。
そして日常では、自分や他人が「そんなの常識でしょ」と言った時に、こう言ってみよう。
「あ、これ、部族ルールを守ろうとする本能だ!」
そして、こう言ってみよう。
「これって、どの集団のルールなんだろう?」
例えば「食器の洗い方・直し方」で、恋人や伴侶と、喧嘩になった時。
お互いの常識が、ぶつかり合うわけですが・・
その常識は、実家のルールかもしれない。
飲食店のバイト先で習ったルールかもしれない。
どちらにしろ、その常識の本質は、部族ルールであり・・
貴方や、相手が、考え抜いた末に設定した独自の価値観では、ないハズです。
そして「あ、これ、他人軸だ」と気づくだけで、1つ執着が減り、人生が軽くなっていきます。
◆第5章:私の体験談

他人軸で生きていた私が変わったキッカケは、潜在意識の書き換えに、取り組んだことでした。
思い込みを客観視するワークに取り組むなかで・・
「うわっ!私は、他人軸で生きていたのか」
やっと自覚が伴うようになっていった。
そこから、自分軸【自分独自の価値観】を育ていくことで・・
他人達の意見や、常識に、振り回されない生き方へと、変わっていくことができました。
ポイント
私は、私として生きる。
貴方は、貴方として生きる。
それぞれの生き方は、それぞれ、素晴らしい。
自分と他人の境界線が明確になっていき、お互いの生き方を、尊重できるようになって・・
伴い、「他人からどう思われるか?」も、気にならなくなっていったし・・
非合理的な「こだわり・執着」が消え、生きるのが、楽になっていきました。
本当の意味での【自分で作る、自分の人生】が、スタートし始めたんです。
◆第6章:ラスト ― 自分軸は“思い出す”もの
自分軸は、新しく作るものではなく“思い出すもの”。
その軸を取り戻すきっかけになれば嬉しいです。
さて、最後まで、ありがとうございました。感謝しています。
<名無き仙人>




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