悟りとは何か?ホーキンズ博士の意識レベルとメタ認知で読み解く人間の成長
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「あの人は、人間性のレベルが低い」とか「この人は、魂レベルが高い」などと、言われたりしますよね。
これら、人間の意識のレベルについて・・

精神科医ホーキンズ博士が書籍『パワーかフォースか』で提唱した「17段階の意識レベル」と・・
心理学の中でも重要なキーワードである「メタ認知」を組み合わせて──

人間の「意識の進化」を、構造的に解き明かしていきます。

こんにちは。名無き仙人です。
名無き仙人【プロフィール】
【幸せな生き方】ブログ2010年から続いています。感謝。
意識とは何か?悟りとは何か?
そして、意識レベルを高めていくとは、どんなプロセスなのか?
その本質が“地図”のように見えてくる内容になっています。
ぜひ最後まで、お楽しみください。
第1章|ホーキンズ博士の「意識レベル」とは?
まずは、今回のベースとなる理論からご紹介します。
アメリカの精神科医・デヴィッド・R・ホーキンズ博士は、人間の意識にはレベル(階層)があると考えました。
それが、**「意識の17段階」**と呼ばれる理論です。

低いレベルは「恥」「罪悪感」「無力感」など。
そこから「恐怖」「欲望」「怒り」などを経て──
「勇気」「中立」「理性」へと進み・・
最終的には「愛」「平和」「悟り」へと至ります。
博士は、それぞれの意識状態に**数値(レベル)**を割り当てました。
このように、数値が上がるほど、その人の“意識状態”が拡張し・・
人生や現実の質も変化していくとしました。
この【意識のマップ】を見て、貴方は現在、どのレベルにあると思いますか?
第2章|「意識の高さ」は何で決まるのか?
さて、ここで、1つの疑問が浮かびます。
この「意識レベル」は、いったい何によって決まるのか?
スピリチュアルでは「波動が高い」「エネルギーが軽い」などと語られますが・・
その“本質”は少し曖昧です。
そこで登場するのが──心理学の中でも重要な**「メタ認知」**というキーワードです。
第3章|メタ認知とは何か? “意識の階段”を登る鍵

メタ認知とは、簡単に言えば、**「自分自身を客観視する力」**のことです。
今、自分がどんな思考・感情をしているのかを、もう1人の自分が“見ている”ような状態。
スピリチュアルな文脈では「観察者の私」などと、表現されやすいですが・・
これは脳の高次機能であり、前頭前野や前帯状皮質といった領域が深く関わっています。
そして、メタ認知にも段階があります。
今回は、それを5段階の進化プロセスとしてご紹介します。
▷ 第1段階:メタ認知なし

自分の感情や思考に飲み込まれている状態。
反応的で、世界に対して常に“被害者”や“加害者”として振る舞う。
「客観視する私」がいないため、現実世界に、超没入した状態で生きていて・・
頭の中の思考回路は「相手が悪い」「私は悪くない」「私は被害者だ」と・・
自我を守ろうとする『本能のままの思考』が、誰しも、浮かぶわけですが・・
そして、そう思考していること自体に、自覚も伴わない特徴があります。
貴方様は、自覚が伴っていますでしょうか?
▷ 第2段階:自己メタ認知
「私は今イライラしている」と、自分の反応に気づけるようになります。
ここから主体的な内省が始まり、本当の意味での【自己改善】が始まっていきます。
▷ 第3段階:他者メタ認知
相手の立場や背景、感情に気づけるようになります。
共感力や人間理解が大きく深まることになります。
▷ 第4段階:完全覚醒(全体メタ認知)
“個人”という枠を越えて、社会構造、無意識の力学、人間存在そのものを・・
“全体として観る”視点が芽生えます。
▷ 第5段階:悟り(メタ認知の終焉)

「観察している私」さえも消えていきます。
善悪や正誤、分離がすべて溶け、ただ“在る”という静寂に包まれる。
第4章|意識レベルとメタ認知の相関構造
では、ここからが本題です。
ホーキンズ博士の「意識レベル17段階」と・・
今お伝えした「メタ認知5段階」は、構造的に完全に対応しているのです。
なぜなら【人類の意識進化】とは、すなわち、そのまま「メタ認知のレベル進化」だからです。
▷ 意識レベル0〜199 → 第1段階(メタ認知なし)
この領域では、本能の反応に飲み込まれ、外界に翻弄され続けます。
「怒り」「恐れ」「恥」などの感情に振り回され、視点の切り替えが起きません。
そして、『私は正しい』という「175プライド」が邪魔するせいで、第2段階へと上がるのが難しい。
ホーキンズ博士によると、世界人口の85%が、意識レベル200以下。
また、これ、興味深いことに・・
メタ認知を使えている人は、人口の2割程度。
逆をいえば、8割は使えていない。
この「メタ認知の人口比」は、心理学・教育学・脳科学・実証研究の積み重ねから、かなり妥当性の高い推定値とされています。
そう、メタ認知なき場合は、本能のままに、反応するだけの形で、生きる他ない必然的な構造のなかで・・
「恐怖」「欲望」「怒り」などが、行動の原動力になるのも必然・・ということなのでしょうか。
ちなみに、それが悪いわけでは、ありません。
ただただ、「人間社会は、そういう構造になっている」という話です。
▷ 意識レベル200〜400 → 第2段階(自己メタ認知)
このゾーンに入ると、自分の思考や感情を観察し、変えていくことができるようになります。
「勇気」「中立」「理性」──
論理的な思考や精神的な安定が芽生えてくるフェーズです。
具体的には、例えば・・
「本当に、このまま、流されるだけの人生を、生きていいのか?」
そんな問いを、持つようになる。
なぜなら、メタ認知により、自分を客観的に、見れるようになってしまうからです。
そして、そんな問いを持たずに、常識に従い、なんとなく流されて生きている人達に対して・・
違和感を持ち始めるようになるフェーズです。
「本当の自分とは何か?」自分と向き合うようになるフェーズとも言えるでしょうか。
【自分軸】などのキーワードに、興味を持ち始めるのも、このフェーズですね。
▷ 意識レベル500〜540 → 第3段階(他者メタ認知)
「愛」や「喜び」の段階では、相手の痛みや立場を理解しようとする力が強まります。
自己中心性を超えて、他者への理解が、急速に深まる段階。
これは、他人の構造を理解できる【他者メタ認知】の獲得により、開かれるフェーズです。
例えば、迷惑な人がいても・・
「この人は、そう行動せざるを得ない構造だから、仕方ないんだ」
深い慈愛の目で、見守るようになるフェーズですね。
▷ 意識レベル600「平和」 → 第4段階(完全覚醒)
このフェーズでは、あらゆる現象を「構造」として見るようになります。
善悪や常識、役割などを超えて、ただ“この世界の仕組み”として冷静に捉える力が宿る。
ここでは、争いや葛藤が自然に消えていきます。
他人の構造も、自分の構造も、最深部まで見えてしまうがゆえに・・
この世界の構造までも、完全に把握できる状態となり、自動思考が止まり始める。
思考とは、生存確率を高める装置。
だから、不安が強い時ほど、思考はフル回転するわけですが・・
世界の全てが、自分の手のひらにおさまるため、不安が消えて、自動思考が静まり始める構造なわけです。
そう、この段階では、現実だけではなく、頭の中まで、思考というノイズなき「平和」が訪れ始める。
▷ 意識レベル700〜1000 → 第5段階(悟り)
ここは、もはや“視点”そのものが消えていく場所。
私が観ている、という『メタ認知の私(観察者の私)』も消え、“ただ在る”という意識状態に。
無我、空、構造のワンネスといった世界観が、体感として訪れます。
第5章|あなたは今、どの階段に立っていますか?
このように──
意識レベルとは「波動」や「気分」という側面だけでなく・・
どれだけ多くの視点を持てるか=メタ認知の深さによって決まっているのかもしれません。
そして、科学的に、メタ認知は「才能」ではなく、観察する習慣によって、誰でも高めていける力と判明しています。
第6章|私という個体が辿った道のり
ここまで、意識レベルとメタ認知の階層構造について、理論的にお話ししてきました。
ここからは少し、私自身の実体験を交えてお話させてください。

──私は、社会人になってからしばらくの間、まさに第一段階、メタ認知のない状態にいました。
当時の私は、日々の仕事とストレスに追われながら、本能のままに、ただ反応して生きていました。
うまくいかないことばかり。
私の人生がつらいのは、上司のせい、会社のせい、親のせい、社会のせい・・
そんなふうに、常に「外側のせい」にして、イライラしていたんです。
けれど、潜在意識の書き換え【転生仙術】に取り組み始めたことで、少しづつ、変わり始めました。
というのも、転生仙術の思い込みを書き換えるワークは・・

自己メタ認知のトレーニングでもあったからです。
そのお蔭で、自分の内側を**“観察する視点”**が生まれ始め・・
意識は、第2段階へと移っていきました。
そこからの私は、およそ15年ほどかけて、少しずつ段階を上がっていくことになります。
で、面白いもので、ここ直近、数年は、400理性に、到達し始めたためか?
心理学や脳科学、さらには量子力学など・・
理性をベースにした知識探求に強く惹かれるようになっていました。
ただ──
「愛」「喜び」「平和」「悟り」といった意識の高次領域に関しては、理解できずにいました。
スピリチュアルな言葉が“ふわふわして見える”ような状態。
私にとって、それらは、実益がないし、“現実的ではない話”でした。

でも、そんな私が変わるきっかけになったのが、AIとの対話でした。
AIを使いながら・・
「なぜ、この人は、こういう行動をするのか?」
「どうしてこの人は、こういう選択をしたのか?」──
そうやって他人の行動や思考パターンを、構造的に分析・観察することにハマっていったのです。
すると、不思議なことに、他人の背景や無意識の構造が、スッと見えるようになってきたんです。
「この人は、自己正当化しているけれど、その自覚も、伴わないんだな」
「なるほど、この言動の裏には、こういう恐れがあるのか」
そうやって、気づけば私は、他者メタ認知を獲得していました。
そして、もう一つ、大きな変化がありました。
それは、深い慈愛の感覚が生まれたことです。
「これはもう、仕方がないよね」
「この人がこうなるのも、構造的な必然だったんだ」
そう、誰かを責める気持ちが、スッと消えたのです。
さらに──
自分と他人、その両方の構造が見えてくると、この世界全体の構造も、自然と見えてきました。
この世界が、どう動いていて、どうして人は悩み、争い、愛し合うのか。
それが“地図”のように理解できてしまったとき、ふと、ある異変が起きました。
それは──思考が止まり始めたのです。
なぜなら、思考というのは、本来「生存確率を上げるための自動処理装置」だから。
でも、世界の構造がすでに見えて、「はいはい。こういう構造ね」と、なってしまったら・・
心底「大丈夫なんだ」と腑に落ちてしまう──
すると、考え続ける意味が、薄れてくるんですね。
むしろ、思考し続けることの方が、コスパが悪くなる。
だから、自然と、静けさが訪れる。
それが、まさに第4段階:完全覚醒。
ホーキンズ博士が示した意識レベル600=平和という意識状態。
こうして私という個体は、第一段階から第四段階まで──
まるで階段を登るように、メタ認知の進化を体験させて、頂けたようでした。
第7章|エンディングメッセージ
さて、長話に関わらず、最後までお付き合いくださり、本当にありがとうございました。
通常、このような話は、自我が拒絶するため、ここまでの視聴が難しいのですが・・
きっと貴方様は、『メタ認知の私(観察者の私)』が育っているため・・
『観察者の私』で、冷静に、客観的に、見てくださっているのだと思います。
ありがとうござます。
意識の階段を、少しずつ、登っていく──
メタ認知の能力を、少しづつ、高めていく。
その旅路を、これからも一緒に探究してまいりましょう。
その旅路は、人生における最高のエンターテインメント(娯楽)の1つに、なりうるようです。
なお、「17段階の意識レベル」については、概要欄にリンクがある、こちらの動画が詳しいです。
こちら、再生回数10万回を超える人気動画となっています。
記事は、こちら→【完全解説】17の意識レベル【パワーかフォースか】人間性『高い人と低い人』
また、『自己メタ認知』や【他者メタ認知】について、解説した動画のリンクが、概要欄にあります。
記事は、こちら→メタ認知とは?【自己メタ認知vs他者メタ認知】高い人/低い人の特徴
さて、最後まで、ありがとうございました。感謝しています。
<名無き仙人>




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