【メタ認知と覚醒】人生が夢に感じた私が体験した“脳の目覚め”とは
※この記事の動画verは、こちら↑
あの日、私は“人生が「夢である」”と気づいてしまった──
これは、15年程前に“脳のある機能”が目覚めたときの話です。
今回は、誰の中にも眠っている“覚醒のスイッチ”についてお話します。

こんにちは。名無き仙人です。
名無き仙人【プロフィール】
【幸せな生き方】ブログ2010年から続いています。感謝。
スピリチュアルの世界でよく耳にする「目覚め」や「覚醒」という言葉。
でも、それって一体、どういうことなのでしょうか?
実は──その“正体”は、脳の中にある「ある機能」が起動することだったんです。
そう、実は、科学的に説明できる現象なんです。
第1章:覚醒って、結局なに?
スピリチュアルな文脈でよく出てくる「覚醒」とか「目覚め」という言葉。
「第三の目が開く?」「宇宙とつながる?」「波動が上がる?」──
でも、いざ説明しようとすると、意外と曖昧だったりしますよね。
なんとなく神秘的なイメージはあるけれど、「結局それって何なの?」と感じたことがある人も多いと思います。
第2章:「覚醒」体験の共通点とは?
実は、「覚醒した」と語る人たちの体験には、ある共通点があります。
まず一つ目は──
**「今までは見えていなかったものが、見えるようになる」**という感覚です。
たとえば、自分の思考パターンや感情の反応に、急に気づくようになる。
二つ目は──
「自分は、ずっと夢の中を生きていたようだ」と気づくこと。
まるで、これまでは、「人生が自動的に展開されていた」ように感じるんです。
三つ目は──
**「他人と自分の“意識の差”が見えてくる」**こと。
今までは当たり前に思っていた、やりとりや会話に、妙なズレや違和感を感じるようになります。
そして四つ目。
**「自分を客観視できるようになる」**んです。
自分の感情に呑み込まれていた以前とは違って・・
「今、私は怒っているな」とか「不安になっているな」などと・・
まるで“もう一人の自分”が観察しているような感覚になる。
つまり──

覚醒とは、「新しい何かを得ること」ではなくて、
すでに自分の中にあった“視点”が起動することなんです。
視点が変わると、世界そのものが変わり始める・・
第3章:「メタ認知」が起動するということ

その共通点の正体──それが、「メタ認知の起動」です。
メタ認知とは、簡単にいえば「自分の思考や感情を、外側から観察する力」。
まるで、今まで“自動再生”で動いていた自分が、突然リモコンを手に入れたような感覚です。
「気づけるようになる」「自分を見つめられるようになる」
それが、スピリチュアルでいう“目覚め”の正体なんです。
第4章:脳科学的に見た「覚醒の構造」

私たちの脳は、ふだん「自動反応」で生きています。
たとえば、怒られたら落ち込む、褒められたら喜ぶ、他人の目を気にして行動を変える…。
でも、メタ認知が起動すると、その“反応”を「ただ観察する側」に立つことができるようになる。
これは、前頭前野が活性化し、「デフォルトモードネットワーク」から切り離されて、まったく別の脳のモードになる状態。
それこそが、「覚醒した脳」の状態なんです。
第5章:覚醒の副作用と落とし穴
ただし、覚醒には副作用もあります。
注意ポイント
①他人との“意識のズレ”に気づいて、孤独を感じやすくなる
②日常の中で違和感を覚える場面が増える
③「なんであの人は気づけないの?」という苛立ちが出る
でも、これは“通過点”。
覚醒とは「優劣」ではなく、ただ“気づいてしまっただけ”の状態なんです。
第6章:「覚醒」は、特別な能力じゃない
覚醒って、特別な能力や選ばれた人だけの話ではありません。
メタ認知という脳の機能は、実は、誰の中にも備わっている「自然な力」なんです。
ただ、それに気づいて使い始めるかどうかだけ。
もし、今あなたが「なんか生きづらい」と感じていたり、「自分を変えたい」と思っていたなら──
その内側の声こそが、“目覚め”の入り口なのかもしれません。
つまり、メタ認知という脳機能が、起動するキッカケに、なりうるんです。
メタ認知という『脳の高度な機能』は、必要に迫られた時に、起動し始めやすい特徴があります。
第7章:私自身の「目覚め体験」

私自身も、かつては「本能」や「思い込み」に振り回される人生を生きていました。
「ちゃんとしなきゃ」「失敗しちゃいけない」「人に嫌われたら終わりだ」
そう思い込んでいたからか?
いつも空回りして、なぜか人生もうまくいかなくて。
そんな当時、私は“潜在意識の書き換え『転生仙術』”に取り組むようになり・・

思い込みを書き換えるために取り組んでいたワークが、実は、メタ認知ワークそのものだった。
だからでしょうか?
その当然の結果として、少しずつ、感情に飲み込まれずに「観察できる」自分が育っていった。

ある日、ふと──
「あれ? 私、目覚めてしまったかもしれない…」
そんな感覚が、静かに訪れたんです。
約15年前、私はそれをブログ記事にして、こんなふうに書き残しました。
「人生とは夢である。~100年続く長い夢から目覚める~」
当時は、「メタ認知」なんて言葉も概念も知らなかった。
でも今にして思えば、私はその頃、すでに“覚醒=メタ認知の起動”を、体感していたのかもしれません。
この当時書いたブログ記事は、今でも残っていて、以下の記事となります。
明晰夢とは、夢のなかで、メタ認知が起動してしまい「あ、これ夢だ」と、気づいてしまうこと。
そして、貴方様は・・
現実世界のなかで、メタ認知が起動し「あっ!今、ここは、現実世界なんだ」と、気づいてしまった瞬間が、ありますでしょうか?
「人生が夢だ」と気づいたとき、目覚めは静かに始まる・・
・初心者向け【意識とは?】顕在意識と潜在意識!心理学/脳科学/スピリチュアル
第8章:メタ認知が広がった世界

もし、私たち一人ひとりが「メタ認知」という力を使えるようになったら──
人類の意識は、どのように進化していくのでしょうか?
たとえば、怒りが湧く前に「なぜ私は今、怒っているのだろう?」と立ち止まれたら。
相手の違いを拒絶するのではなく、「そう考える人もいるんだ」と受け入れられたら。
そんな静かな気づきが広がっていけば・・
この世界は、もっとやさしく、穏やかで、平和な場所になっていくはずです。
争いより理解を、反応より観察を。
それが、私たち一人ひとりの“静かな目覚め”から始まる、現実の変化なのかもしれません。
第9章:豊かで平和で幸せな未来へ
「覚醒」とは、特別な誰かの話ではありません。
それは、今この記事をここまで観ているあなたの中でも、すでに始まっている変化です。
名無き仙人の記事は、メタ認知の目覚めがないと続けて観るのが難しい内容。
つまり、あなたはもう“目覚めの入口”に立っているか、すでにその先へ進んでいる方です。
あとは、その力を少しずつ育てていくだけ。
それが、より豊かで平和な未来へとつながっていきます。
ともに、【メタ認知能力の向上】という、最高に面白く、また実益もある「人生の娯楽」を、楽しんでまいりましょう。

なお、メタ認知には、次のような段階があります:
ポイント
①自己メタ認知の覚醒(今回のテーマ)
②他者メタ認知の覚醒(他人をも客観視できる)
③完全覚醒(自我や世界を俯瞰できる深い理解)
④悟り(観察者すら消える、言語化困難な次元)
今回の話の続きは、【自己&他者メタ認知】という、こちらの動画で解説しています。
記事はこちら→メタ認知とは?【自己メタ認知vs他者メタ認知】高い人/低い人の特徴
また、③や④についても、機会があれば、このチャンネルで、取り扱う予定でございます。
なお、覚醒について、別角度から解説した動画『17段階の意識レベル』について、こちらの動画が詳しいです。
記事はこちら→【完全解説】17の意識レベル【パワーかフォースか】人間性『高い人と低い人』
ではまた、お会いしましょう。
最後までご視聴いただき、本当にありがとうございました。感謝しています。
<名無き仙人>




★合わせて読みたい★
・現実とは何か?夢との違いを決める“たった一つの認知構造”【メタ認知】


