理由のない焦りが消えない。今に満足できない感覚。その正体とは?
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漠然とした焦り。今に満足できない感じ。
「私のいる場所は、ココじゃない」という違和感。
私だけ、何かに追われてる。せかされてる。しかも、ずっと。
それは、お金や地位の話ではない。
そうじゃない。なんか違う、もっと別の何か。
でも、それが、何かわからない。
だから、言語化できないし、他人とも感覚を共有できない。
あなたには、そんな感覚、ありませんか?
実は、私は、そうだったんです。
しかも、15年くらいずっと。

このような違和感は、『本来の認知階層』より、下の階層で生きている時に、起きる違和感。
メタ認知を元に、人間の認知階層は、以下のように大別することもできる。
メタ認知5階層
①メタ認知なし
②感情メタ認知(感情には気づける)
③思い込みメタ認知(思い込みにすら気づける)
④自我メタ認知(本能的な自我反応にすら気づける)
⑤メタメタ認知(私という主体感覚の正体を見抜く)
あなたは今、どの階層でしょうか?
この5階層のなかで、本来の階層より、下の階層で生きている時、人は、違和感や、葛藤が、生じやすいんです。

こんにちは。名無き仙人です。
名無き仙人【プロフィール】
【幸せな生き方】ブログ2010年から続いています。感謝。
この動画では『どの階層で、どんな違和感や葛藤が生じやすいか?』をクリアにしていきます。
【自分の現在地】がわかる地図の話です。
是非、お楽しみください。
1.なぜ違和感・葛藤が生じるのか?

心理学『メタ認知』とは、脳の、モニタリング機能。
脳は「一番、高い視点」を知ってしまったら、戻れないんですね。
一度でも・・
ポイント
「あ、これ感情だな」(②)
「これ思い込みだな」(③)
「これ本能反応だな」(④)
そう見抜ける視点を獲得すると、それ以下の階層で起きている反応は・・
「私は、分かってるのに、やってしまっている」という二重構造になります。
これが違和感の正体です。
たとえば④【自我メタ認知】に、片足がかかっている人が、③【思い込みメタ認知】以下で生きていると・・
表層では、「怒っている/不安になっている/正しさを主張している」そんな自分がいる。
でも、その背後で・・

「あ、今、本能が自己防衛してるな」「この反応、別に“私”じゃないよな」
そういう、観察者の声が、同時に入ります。
そういった感覚、あなたにも、ありませんか?
つまり・・
「行動OSは、下の階層」だけど「認知OSは、上の階層」と、ズレている状態。
このOSのズレが、モヤモヤ・疲労・葛藤を生みます。
<下の階層の「意味づけ」が通用しなくなる>
階層が上がるほど・・
【善悪、正しさ、被害者/加害者、勝ち負け】
そういった、物語的フレームは弱まります。
でも下の階層で生きようとすると・・
無理やり「正しい/間違い」に当てはめる。
無理やり「私が悪い/相手が悪い」にする。
つまり、もう信じきれない物語を、演じている感覚になる。
これが「自分に嘘をついている感じ」になり、その結果、違和感や、葛藤が生じるわけですね。
ここまで聞いてみて、「あ、それ、わかるかも」と、感じますか?
2.各階層で起きやすい典型パターン

それでは、階層毎に、起きやすい典型パターンを見てみましょう。
<「②感情メタ認知」に目覚めているのに「①メタ認知なし」で生きる場合>
「あいつ、マジでムカつく!」
感情に飲まれて暴走したあと、強烈な後悔。
「また同じことでやってしまった」という自己嫌悪。
怒り・不安・嫉妬に支配されている感覚があり・・
周囲のせいにしている自分を、どこかで見ている。
そう、裏で「あ、今感情に飲まれてる」という観察の芽が発生しているから・・
後悔や自己嫌悪がでるわけですね。
完全に「メタ認知なし」の場合は、感情のままに反応しても・・
「相手が悪い」の一辺倒で、後悔や自己嫌悪は生じません。
そう、メタ認知が進化し始めたからこそ、感じる葛藤なわけですね。
私もこの時期は、後悔や自己嫌悪が多かったです。
では、次。
<「③思い込みメタ認知」にいるのに「②感情メタ認知」以下で生きる場合>
・【他人軸から自分軸へ】他人の目を気にしない方法|自分軸を取り戻す3ステップ
他人や状況のせいにする自分に、違和感を感じます。
「相手のせいだ。私は被害者だ」
被害者意識を使うと、後味が悪くなるのも、この段階です。
「他責から、自責へ」「他人軸から、自分軸へ」と変わるのが、この段階だからです。
内部構造としては・・
感情は、客観視できているけれど・・
「なぜそう感じるのか(思い込み)」には、まだ、完全には、踏み込めていない状態。
この段階では、違和感や、モヤモヤが、生じやすい特徴があります。
さて、こう聞いてみて、どうでしょうか?
<「④自我メタ認知」に触れているのに「③思い込みメタ認知」以下で生きる場合>
・メタ認知【完全版】本能に振り回されない生き方|“2人の私”を使う観察者術
自我反応に気づき始めているので、正論が空虚に感じます。
「この人、性格じゃなくて反応してるだけだな…」そう、見え始めたりもする。
人間関係・社会構造が茶番に見え始めたりもしますが・・
でも、完全には到達していないため、確信も、もてないし、感情的に降りられない。
思考や、思い込みの構造は、もう見えています。
でも、防衛・承認・恐怖など、本能的な自我反応への洞察が追いついていない状態。
この段階では、漠然とした焦りや、「私のいる場所は、ココじゃない」という違和感が生じやすいです。
私は約15年くらい、ずっと、ここでした。
<「⑤メタメタ認知」に触れているのに、「④自我メタ認知」以下で生きる場合>
・【完全版】「私とは」自我の正体|本能・思考・観察者の三層構造と“無我”の科学
「私が成長する」「私が変わる」という物語に違和感。
人生の目標・自己実現が色あせはじめ・・
本能反応すら観察できるが、「じゃあ何を基準に生きる?」となりがち。
意味の空白感・宙ぶらりん感。
本能反応は、完全に客体化されていますが・・
しかし「観察している私」は、まだ実在している状態です。
【私】という主体感覚が、揺らぎ始める不安定期なわけですね。
3.全階層共通の真理

脳は、生存確率を最大限、高めようとする装置でもあり・・
上の階層の方が、有利であり、尚且つ、「進める」と判断すると、進もうとします。
すると、その階層が上がる移行期に、違和感や葛藤を経験することになる。
でも、そうだとしても、メタ認知階層を上げる方が、長期的に生存で有利だから・・
そのプロセスが起きている。
逆を言えば。
「もう、これ以上、進めない」あるいは「(環境や状況的に)進むメリットがない」と判断すれば・・
メタ認知階層を上げようとしないのため、葛藤も起きなくなるわけですね。
で、多くの人は、今の環境では、あえてメタ認知階層を上げる必要がない。
だからこそ。
メタ認知進化が起きている人だけ、こうなる。
私だけ、何かに追われてる。せかされてる。しかも、ずっと。
みんなは、もっと、安心して、のんびり生きているように見える。
なんで、私は?
そんなふうに、感じられやすい。
それは、メタ認知進化が、進んでいるサインでも、あるわけですね。
4.メタ認知階層は「高いほど優れている」わけではない
ここで、とても大事な話をしておきます。
メタ認知階層は、高い方が偉いとか、優れているとか、そういう話ではありません。
これは、「人格の格付け」でも「精神レベルの序列」でもない。
あくまで、脳の認知モードの違いです。
たとえば。
①〜②の階層で・・
感情のままに動き、瞬時に判断し、迷わず行動できる人は――
その環境では、むしろ生存に有利です。
一方で。
④や⑤の視点は、
反応が遅くなる、判断が抽象的になる、社会的な即応性が下がる
という側面もある。
だから、常に高い階層にいればいい、ということはない。
重要なのは、ここです。
メタ認知階層とは、
「今の自分・今の環境でどの階層を使うのが、一番、合理的か」
という最適化の問題。
この動画で話している「違和感」や「葛藤」は、高い階層に行こうとしているから“偉い”のではなく・・
脳が、生存戦略の最適化を試みている途中だから、起きている。
それだけです。
だから。
無理に上に行く必要もないし、誰かと比べる意味もない。
ただ、「今の違和感が、何を示しているのか」
それが分かるだけで、私達は、楽になります。
そして、もし今――
「私のいる場所は、ここじゃない」
そんな感覚があるなら。
それは、あなたの脳が、次の最適ポジションを探しているだけです。
そしてたどり着くと、「あぁ、これでいい」心からの安心と満足が、訪れます。
なお、『②感情メタ認知』から『③思い込みメタ認知』へ・・
そして、『③思い込みメタ認知』から『④自我メタ認知』へ、それぞれ進む方法について。
以下が、詳しいです。
③へ→潜在意識の書き換え方法【転生仙術】人生変わった体験談(スピリチャル)
④へ→本能的な自我メタ認知の講座(自己メタ認知編)|内容解説
「1つ、先の階層へと、進んでみたい」そんな場合には、おすすめです。
ラスト
もし今、「私のいる場所は、ここじゃない」
そんな感覚が、ずっと消えないなら。
それは、間違いでも、不足でもありません。
あなたの脳が、次に使うべき視点を、静かに探しているだけです。
無理に答えを出さなくていい。無理に上へ行こうとしなくていい。
ただ――その違和感を、否定しなくていい。
それは、ちゃんと進化している証拠です。
今日の話が、少し安心するための視点になっていれば、嬉しいです。
さて、最後まで、ありがとうございました。
感謝しています。
<名無き仙人>




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