コミュ障じゃない。文明が異常なだけ|人間関係は“狭くてもいい”という進化の真実
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マジか…人間関係って、狭くても良かったんだ。
最初にひと言だけ、結論を伝えます。
「人間関係に疲れるのは、あなたの弱さではありません。」

あなたの脳は、本来“50人〜150人の世界”で生きるようにできている。
だから今の社会は、ある意味、異常。
そのため──疲れるのは当たり前。
そう聞くと、少しホッとしませんか?
さて、あなたは最近、こんなことを感じていませんか?
「新しい人と話すのがしんどい」
「人間関係がストレス」
「人が多い場所で気疲れする」
もし1つでも当てはまるなら、今日の話が“心の鎧”をすっと外してくれます。
きっと、こう思えるはずです。
「あぁ、無理しなくて良かったんだ」

こんにちは。名無き仙人です。
名無き仙人【プロフィール】
【幸せな生き方】ブログ2010年から続いています。感謝。
それではさっそく、本題に入りましょう。
■第1章|人間は「一つの部族」で生きる生き物だった

人間の99.9%の歴史は、たった50人から150人ほどの部族で、生まれてから死ぬまで過ごしてきました。
その中で実際に深く関わるのは、家族・親戚・ごく近しい数十人だけ。
新しい人に出会うことも、人間関係がコロコロ入れ替わることもありませんでした。
今でも、アマゾン部族などは、そうですよね。
物心ついた時には、あなたの周りの“ほぼ全員”が知り合いだったし・・
生涯、メンバーが入れ替わることも、ほぼない。
だから本来、人間には・・
ポイント
①人見知りを克服する②初対面で仲良くなる③コミュ力を鍛える④愛想よく振る舞う
こんな“技術”は必要なかったんです。
そもそも“人見知り”という概念すら存在しなかった。
それが、人間の自然な姿だったんです。
「え?そうなの?」
はい、そうです。驚きですよね。
だから、今の社会の方が、人間の脳から見ると、かなり“無理ゲー”な環境なんです。
■第2章|現代は“進化の想定を100倍超えた”巨大コミュニティ

では現代はどうでしょうか?
学校に行けば、同級生だけで数百人。
クラス替えで、毎年、人間関係が変わっていく。
卒業すれば、職場でも人事異動や転職で、またゼロから関係を作り直す。
SNSでは、一晩で数万人の反応にさらされる。
人間の脳は、本来、150人の世界用に進化してきたのに・・
現代は「1000人〜5000人規模の世界で生きろ」と要求してくる。
なお「150人」というのは、進化人類学の研究で示されている“人間関係を安定して処理できる脳の限界値”です。
つまり現代の人間関係の規模は、脳が処理できる容量を完全にオーバーしている。
だから・・そうですよね。
私達が、人間関係に疲れるのは、当然なんです。
もちろん、個人差はあって、社交的な外向型の人もいる。
それは、素晴らしい才能であり、ギフト。
そして、広い交友関係が苦手なのは【ホモサピエンスとして自然】でも、あるわけですね。
■第3章|友達を100人作るべき?
私達は、小学生になると、友達100人を作ろうとしがちですが・・
本来、人間が深く関われるのはせいぜい30人。
150人を超えると、脳は負荷に耐えられない。
でも、学校や会社が求めるのは・・
ポイント
✔ 大規模集団に馴染める人間
✔ 新しい人とすぐ仲良くなれる人間
✔ 異動・転職に強い“使いやすい人材”
だから、「コミュ力がないとダメ」「人見知りは悪い」「友達は多い方がいい」と教えられる。
それは、あなたのためではなく、社会の都合に合わせるための教育だったんです。
ちなみに。
「友達100人できるかな?」の歌は、1966年に発表されています。
つまり・・私達は昔は、今のような社交性を求められていたわけでは、なかった。
「コミュ力・コミュ力」と言われ始めたのは、ここ最近の話なんですね。
■第4章|なぜ関わる人数が増えるほど不安定になるのか(脳科学)
人の顔を覚え、感情を読み、人間関係を処理する能力。
これらはすべて「150人」くらいが限界です。
それ以上の人数と接触すると、脳は“危険信号モード”に入りやすくなる。
だから、
ポイント
①人混みが苦手②初対面が怖い③職場の飲み会が億劫④SNSの反応が気になる⑤人間関係で疲れやすい
これは全部、脳が過負荷になっていた正常な反応なんです。
さらに、関係者がコロコロ入れ替わることも、脳にとっては異常。
部族社会では“入れ替わらない”のが普通だったから。
だから現代の人間関係は、脳にとっては、終わらないストレス。
私達が疲れるのは当然なんです。
■第5章|本当は「狭い人間関係」が自然
あなたが・・
ポイント
“家族や親しい友達だけでいい”“人間関係は狭くていい”“少人数で静かに生きたい”
そう感じるのは、「コミュ力がないから」というよりも・・
それこそが、人間の本来の生き方であり、進化的に最も自然なスタイルなんです。
むしろ現代人のほとんどは、必要以上に広い人間関係を背負いすぎて、疲れている。
人間関係を広げる方が幸せなら、そうすればいいし・・同時に、狭くてもいいのかもしれない。
貴方は、どう思いますか?
■第6章|では、なぜその生き方は批判されるのか?
さて、私達が「人間関係は少なくていい」と言うと・・
注意ポイント
引きこもり、コミュ障、社会不適応、ダメな人、逃げてるだけ
そんなレッテルを貼られがちですよね。
でもそれは、**文明の側の“価値観の押し付け”**という側面もあるのかもしれない。
なぜか?
現代社会は、
ポイント
✔ 多人数の組織が正常に動くこと
✔ 人が流動的に入れ替わっても対応できること
✔ 常に新しい関係を作れること
を前提にして設計されているから。
なんのために?
資本主義を発達させるために。
だからその価値観に合わないと“悪いこと”にされる。
しかしそれは、あくまで、文明の都合であって、人間の幸せとは関係がない。
■第7章|どう生きる?
大規模で、入れ替わりの激しいコミュニティに、適応できないのは自然です。
それは、私達の弱さでも、欠点でもない。
人間という生き物のOSが、文明のアップデートに追いついていないだけ。
だから「無理に交友関係を広げない」のは“逃げ”ではなく・・
人間本来の生き方に戻る選択でも、あるのかもしれません。

私は社会人以降ずっと、人間関係で悩み続けてきました。
その理由の1つは、そんな社交的でもないのに、社交的なフリを、頑張っていて・・
人間関係でストレスを感じていたからです。
で、特に、ブログを始めた頃から・・
「引きこもり、コミュ障、社会不適応」そんなふうに、批判されて・・
私自身も「私って、ダメなの?」と、劣等感を感じたこともありました。
でも、どうでしょうか。
今回の話を聞いてみると、少し、「世界の見え方」が、変わりませんか?
例えば、人見知り。
メモ
想像してみてください。
貴方は、ジャングルの中で、知らない部族の人間と、ばったり遭遇してしまったら?
これ、かなりヤバいですよね。マジで危険。
言葉も通じないし、相手は槍など武器をもっているかもしれない。
「ヤルか、ヤラれるか」くらいの緊張感です。
だから、本来“知らない人に緊張する”のは、ものすごく自然な反応なんです。
にもかかわらず。
現代社会では・・と、貴方は、今の社会を、どう思いますか?
「いいor悪い」という観点ではなく・・
ただ、人類の進化を俯瞰して見て「何が起きているのか?」を知ると、悩みも軽くなったりするのかもしれません。
<まとめ>
今日のお話を、ひと言でまとめるなら──
「あなたが疲れていたのは、あなたのせいではない」
ただ、それだけです。
人間は本来、たった150人ほどの“変わらない世界”で生きるように進化してきた。
その設計のまま、突然「1000人と関われ」「毎年人間関係を作り直せ」と言われる。
だから、しんどくて当然なんです。
人見知りも、疲れやすさも、コミュ力への自信のなさも、性格ではなく、進化のズレ(ミスマッチ)。
もちろん、外向型、内向型とあるけれど。
「広い交友関係は疲れる」そう感じるなら、それは、弱さではありません。
人間として、自然。
文明の価値観に合わせなくてもいい。
どうか、安心してください。
あなたの人生は、あなたが心地よいと感じる人数で、あなたが大切にしたい人だけと、静かに、丁寧に、生きていい。
それだけで十分なのかもしれません。
なお、「他人の考えや気持ちを知る方法【他者メタ認知】」や・・
人間関係が、うまくいく『人間関係の実践講座』など、記事のリンクが概要欄にあります。
・【他者メタ認知】人の心を読む能力|他人の気持ちや考えがわからない人へ
・卒業♪人間関係の悩み【人間関係から自由になる講座】具体的な内容を解説
是非、チェックしてみてください。
今日も、ここまで聞いてくださり、ありがとうございました。
名無き仙人でした。
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<名無き仙人>




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