自動反応から抜け出す科学|前頭前野と本能がつくる“2つのレイヤー”とは?
※この記事の動画verは、こちら↑
朝からイライラ、職場でモヤモヤ、夜になると不安が止まらない…
実は、そのすべてには“ある共通の仕組み”があります。
その仕組みが分かると、あなたは感情に振り回されなくなります。
その仕組みこそが、今日のテーマ「本能」と「メタ認知(観察者)」です。

こんにちは。名無き仙人です。
名無き仙人【プロフィール】
【幸せな生き方】ブログ2010年から続いています。感謝。
今後の、貴方の人生が変わりうる動画です。
最後には、メタ認知能力が高まる簡単ワークもご紹介しています。
是非、最後まで、お楽しみください。
では、さっそく見ていきましょう。
■第1章|メタ認知とは?

心理学【メタ認知】とは、自分の心の反応を、一段上から“見ている力”のこと。
「あ、今、私イライラしてる」「今、私、焦ってるな」
この“気づき”が起きた瞬間、あなたの脳では、メタ認知が動いています。
■第2章|心の中では何が起きている?
実は、私達の心の反応は、刺激と本能的反応の掛け算で決まっています。
例えば・・
SNSで誰かの幸せ投稿を見ると、なぜかザワッとする。
レジで、イライラしてる知らない人を見るだけで、疲れる。
寝る前になると、頭の中で反省会が始まる。
これは性格でも、弱さでもありません。
脳の“自動反応”が生み出しているだけ。
公式は、こうです。
ポイント
(刺激 × 本能=反応)
そう、私達の脳や体は、刺激に対して、本能的に、反応がでる仕組みになっているんですね。
こう聞くと「え?そんなに単純な仕組み?」と、違和感を感じますよね。
その理由は・・
■第3章|観察者とは何か?

ここで登場するのが、メタ認知であり「観察者」。
観察者とは、自分の反応に気づいている【“もう一人の私”の感覚のこと】です。
「あ、今、イラついてるな、私」
「あ、私は今、不安を感じてるよね」
こうやって俯瞰できている“視点”が観察者です。
これは心理学では「脱中心化」、脳科学では「前頭前野のモニタリング機能」と呼ばれます。
貴方は普段の生活のなかで、この【観察者の私】を感じる機会が、ありますか?
では、ここからが、本題です。
・【衝撃】私は2人いる|自動思考の私と観察者の私―人生の主導権を取り戻す方法
実は、私達のなかには「私」が、2人いるんです。
「え?どういうこと?」
あなたは日々、「私は」「私が」と、「私」という感覚を感じながら、生きていますよね?
この「私」という主体感覚の【出所】が、実は、2つ、あるんです。
■第4章|脳には2つのレイヤーがある(反応層とモニタリング層)
脳には、大きく分けて2つのレイヤーがあります。
●①すぐ反応する層(反応レイヤー)
イライラ、不安、焦り、衝動。
これらは“本能レイヤー”──扁桃体が中心で、自動的に生まれます。
「あいつムカつく」「やりたくない」
こういった即時反応が、『1人目の私』です。
『1人目の私』=本能の反応。完全オート。
メタ認知が弱い人は、この反応が“自分そのもの”だと思ったまま生きています。
子どもがすぐ怒ったり泣いたりするのも、この層だけで生きているからですね。
大人でも、多くの人は、この『1人目の私』が中心。
●②その反応を見ている層(モニタリングレイヤー)
もう一つの層が、前頭前野を中心とした“モニタリングレイヤー”。
ここが動くと、「あ、今イライラしてるな」「今、不安に飲まれそうだな」そう、気づけます。
これが『2人目の私』=観察者です。
『2人目の私』は、本能の反応を上から見ている“もう一人の私”。
この観察者も「私」という感覚を持つため・・
メタ認知が育つと、「自分が二人いる」ような不思議な感覚が出てきます。
●ここまでを一言でまとめると…
ポイント
『1人目の私』=アクセル。
『2人目の私』=ブレーキ&ナビ。
アクセルだけでは暴走しますよね。
でも、ブレーキとナビが入れば、安心して走れる。
これが「本能」と「観察者」の関係です。
そして──
メタ認知とは、この“上から見る力(モニタリング機能)”そのもの。
観察者とは、その機能が生み出す“もう一人の私”。
では、この観察者が育つと、人生はどう変わるのでしょうか?
■第5章|観察者が育つと、人生はどう変わるのか?
メタ認知が弱いと、私たちは刺激に対して“即反応”します。
その結果──
①すぐキレる②すぐ不安に飲まれる③すぐ食べすぎる④すぐ衝動買いする
つまり「本能のまま生きる人生」になりがちなんですね。
でも、観察者の視点が育つと状況は一変します。
「あ、今、私イライラして衝動的になってる」
そう“気づける”ようになる。
この一瞬の気づきで、本能以外の選択が取れるようになるんです。
その結果──
ポイント
①イライラに流されない
②不安が暴走しない
③本能を逆らう行動(ダイエットなど)が続けやすくなる
つまり、“反応する人生”から “選べる人生”へ移行するんですね。
もう少し具体的に言うと…
メタ認知がないと、上司に注意されただけで、気持ちが一日中ずっと沈みっぱなしになります。
でも、メタ認知があると、
「あ、今の私は“怒られた恐怖”に反応してるだけだ」
そう捉えられるので、数分で気持ちが戻るんです。

さらに──メタ認知には“レベル”があります。
レベル1では「感情を客観視」できる。
今回の動画の話ですね。
で、レベルが上がっていくと・・
ポイント
・自分や他人の思い込みに気づける
・自我そのものを俯瞰できる
と、見える世界が広がっていきます。
・「私とは誰か?」──自我の正体と“気づいている意識”の真実とは?
そして最深部では・・
「私は誰か?」「この世界は何か?」
そんな根源レベルの理解に触れていくことになります。
では最後に、メタ認知をすぐに高められる“簡単ワーク”をご紹介します。
■第6章|簡単ワーク
メタ認知を高めるワークは、とても簡単です。
それは──「私は今、何を考えていた?」と自問すること。
この一言で、脳のモニタリング機能がオンになります。
なぜか?
私たちの頭のなかでは、『1人目の私』が常にお喋りしています。
「あの人ムカつく」「仕事どうしよう」「お腹すいた」
でも、メタ認知が働いていないと、その“自動思考”に気づけないんですね。
そこで「私は今、何を考えていた?」と聞くと、『2人目の私』=観察者が起動し、自動思考をモニタリングし始めます。
すると──
「あ、今まで明日の仕事のことを考えてたな」と気づける。
これが、脳を鍛える“メタ認知トレーニング”です。
脳機能は、使うほど鍛えられる。
だから、この自問を繰り返すほど、メタ認知能力は高まります。
今日から、思い出したときに、こう自問してみてください。
「私は今、何を考えていた?」
あなたの人生を軽くする、魔法の一言です。
■第7章|私の体験談

実は、私は、ずっと『1人目の私』だけで長年、生きていたんですね。
だから、感情的になりやすいし、また本能のままに衝動的な行動をして、失敗を繰り返す。
恋愛も、人間関係も、仕事も、ダメダメ。
お金も、クレジットカードのリボ払いで、いつも実質、マイナス状態。
でも、『2人目の私』がいないから、自分の状態に、自覚も伴っていませんでした。
ただ、漠然と、いつもイライラしながら、生きていました。

そんな当時、潜在意識の書き換えに取り組んだことがきっかけで・・
メタ認知能力が高まり、『2人目の私』が、育ち始めたことで、人生が劇的に変わり始めました。
自分をコントロールできる!
思い込みすら、書き換えられるようになって・・
あれから約15年。
今では、当時とは、別人のような状態になっているようです。
ありがたい限りです。感謝。
で、今では、こう確信しています。
「あぁ、全ては、メタ認知だったんだ」
■最後に
本能的な反応は、変えられません。
でも、その反応を“どう扱うか”は変えられます。
その鍵が、メタ認知。
今日から、私達の人生が、もっと軽くなっていきますように。
なお、メタ認知について、コチラの動画が詳しいです。
記事はこちら→メタ認知とは?【自己メタ認知vs他者メタ認知】高い人/低い人の特徴
それでは、また、お会いしましょう。
最後まで、ありがとうございました。感謝しています。
<名無き仙人>




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