仕事を押し付けられるイライラ&ストレス『対処法』退職以外も
「責任感のある人ほど、なぜいつも疲れてしまうのか?」
こんな経験、ありませんか?
「真面目に働いてるのに…なぜかいつも、自分ばかりが大変。」
「上司が責任を取らない。誰もやらない。だから私がやる…」
そんなふうに、ひとりで抱え込んでしまっていませんか?
真面目にやっている人ほど、なぜか、報われない。
それって…どうしてなんだろう?一緒に、考えてみませんか?
でね、それは、あなたが悪いからでは、ありません。
これは、『ある法則』の問題なんです。
こんにちは。名無き仙人です。
名無き仙人【プロフィール】
【幸せな生き方】ブログ2010年から続いています。感謝。
無責任な上司の心理
まず、あの「責任を取らない上司」。実は、彼らにも理由があります。
人は本能的に、「自分が悪い」と認めるのを避けたがる。
自分を守りたい。叱られたくない。面倒から逃げたい。
これらは全て、本能の性質なんです。
だからといって許す必要はありませんが、「自分が悪いのではない」と気づくことが、第一歩です。
貴方は、悪くありません。
原因は、構造にあります。
働きアリの法則
働きアリの法則(2:6:2の法則)**とは、集団内の構成員を観察すると、次のような割合に自然と分かれるという法則です。
ポイント
2割がよく働く
6割が普通に働く
2割がほとんど働かない
そして、よく働く上位2割を取り除くと、残った中から、また2:6:2の割合が現れる!という特性があります。
これは生物としての“集団内バランス”を取るための本能的構造に近いため、蟻に限らず、人間や、他の哺乳類にも見られる現象。
当然、会社の中でも『2割の責任感ある人に、仕事と責任が集中する』という構造になります。
でね。
「私が辞めたら、職場がまわらない」と思うかもしれませんが、貴方が退職しても、今までサボっていた人の中から、また【上位2割の働く人】が出現するんです。
だから、自分が会社を辞めた後のことまで、心配する必要はないし・・
貴方が、1人で抱え込むのを辞めると、自然の法則として、別の誰かが、頑張り始めます。
だからこそ、貴方が自分の人生を守ることは、社会全体の循環にもつながるんですね。
まずは、この法則・構造を、把握しておこう。
そう、実は、個人の特性というより、構造だった。
私達、人間が、本能に強い影響を受けているうちは・・
職場にいる10人中、10人、全員が、頑張ることは起きえない。
必ず、【よく働く2割、普通の6割、サボる2割】に、分かれます。
よって。
「誰もやらないから、私がやらないと」と、責任感の強い貴方が、頑張れば、頑張るほど・・他の人達は、頑張らなくなります。
そして、貴方が、1人で抱え込んでいた責任と仕事を手放すと・・他の人達が、頑張り始めます。
今まで、よく、頑張ってきましたね。
「誰もやらないなら、私がやる」
「私がやらないと、迷惑を被る人が出てくるから・・」
そうやって、責任感の強い貴方が、組織を、静かに支えてきていたことを、私は、よく知っています。
他の人達のことまで、思いやる貴方は、本当に、素晴らしい。
そんな素晴らしい人だからこそ、貴方に、もっと幸せになってもらいたい。
すなわち、今後は・・
貴方の能力や、責任感を、貴方自身の人生のためにも、使ってもらいたいんです。
あなたを守る、3つの優しい選択
① 「責任から少し降りる」ことは、勇気ある選択
たとえば、「地域限定社員」になる。たとえば、「短時間正社員」として働く。
給料は少し下がるかもしれません。でもその分、“責任の構造”そのものが変わります。
重要なのは、「私は責任を断る権利がある」と考えるのではなく、「そもそも、重い責任が降ってこない構造を選ぶ」こと。
断るのって、すごくエネルギーがいるんですよね。
そして、組織は、すっごく巧みに、『優しい良い人』に対して、仕事と責任を、押しつけてきやすいです。
思い当たることは、ありませんか?
だったら、最初から断る必要のない場所に行けばいい。
これは逃げでは、ありません。戦略的な“自己設計”です。
【収入額=自分の価値】では、ありません。それは、社会の刷り込みにすぎません。
往々にして、高収入を求めると、セットで、重い責任や、多くの仕事も、ついてきますよね。
【収入額=自分の価値】から、一旦、離れて・・こう自問してみよう。
「私は、残りの人生、どんな人生を、経験したいんだろう?」
自分が、人生で、経験してみたいことをベースに、考えてみよう。
② 「できるけど、やらない」選択も、自分を守る力
あなたは“できてしまう人”。だから、やろうと思えば全部やれる。
でも、本当に全部やる必要は、ないんです。
責任のすべてを背負わなくても、あなたの価値が下がることなんて、ありません。
“やらない”という選択は、“投げ出す”ことではなく、“自分を守る線を引く”こと。
思い出してください。
働きアリの法則のもと、貴方が線引きすれば、その分、今までサボっていた誰かが、頑張り始めます。
③ あなたの人生の舵を、あなたが握る
誰かの期待に応え続けて疲れ果てるよりも、“私は、こう働きたい”という旗を、自分の中に立てる。
どんな立場でも、どんな働き方でも、「これは私の選んだ形なんだ」と思えれば、心は、ちゃんと強く、静かに立っていられます。
あなたのやさしさは、誰かのために使っていいけれど、まずは自分のために使っても、いいんです。
頑張り屋さんの貴方へ。
「貴方に、幸せになってもらいたい」
それは、私を含む、多くの人達の願いです。
「え?私、幸せになって良いの?」
はい。そうです。
「貴方に、幸せになって欲しい」是非、私達の願いを、受け取ってくださると、私達としても、嬉しいです。
ともに、幸せになってまいりましょう。
あなたは、もう十分がんばってきた
ここまで聞いてくださったあなたへ。
あなたは、責任を感じてしまう人。
でもそれは、誰かを思いやれる心が、あるからなんです。
ただ、忘れないでください。
責任を背負うことだけが、立派な生き方じゃありません。
逃げることでもなく、戦うことでもなく、あなた自身を守ることこそ、本当の“責任”です。
これから先の人生で、「もう、無理しなくていいんだ」そう思える瞬間が、一度でも多く訪れますように。
あなたは、あなたを守るために、**“構造を選ぶ自由”**を持っている。
そしてそれは、何よりも静かで、強い、生き方なんです。
理不尽に【責任を押し付けられない構造】に、自らのポジションを、とってください。
最後に(ある仙人が教えてくれた、優しい世界の見方)
働きアリの法則は、地球全体でも、作用しています。
貴方が、1人で、抱え込んで、頑張らなくても大丈夫。
この世界は、壊れません。
私は、この全体構造を知らなかったから、1人で責任を感じて、頑張っていた時期もありました。
「私が支えているんだ」プライドもあったし、「頑張らなくなったら、壊れるんじゃないか?」不安もありました。
「今の、頑張る生き方しか選べない」とか「我慢する人が、偉い」などの無意識の思い込みも、あったし・・
「責任を手放したら、自分の価値もなくなるのでは?」恐怖感や、「自分だけ楽になったら申し訳ない」という義務感も、ありました。
「でも、現実はそんなに甘くない」「やらないと誰かが困る」私の頭の中では、そんな言葉が、浮かんでいました。
強い強い葛藤のなかで、1人で、一生懸命に、戦っていました。
でも・・私が、すっと手放しても、この世界も、私自身も、壊れませんでした。
「私が1人で、背負い込んで、頑張らなくても、良かったんだ」
貴方が、ほっと安心して、手放すと・・
その分、他の誰かが「よし!やるぞ」と、頑張り始める。それが、この世界の全体構造のようです。
そう、貴方が、他の誰かの分まで、1人で抱え込んで、頑張り続けることを、手放すことは・・
『他の誰かが、頑張れること』を、応援することにも、繋がるんです。
だから、安心して、手放してくださいね。
貴方はもう、貴方のために、貴方の責任感を、使って良いんです。
「貴方に幸せになって欲しい」
私達、みんな、貴方の人生を、応援しています。
この動画が、少しでも、あなたの心を軽くできたなら幸いです。
今日も、あなたがあなたらしく、健やかでありますように。
最後まで、ありがとうございました。
感謝しています。
<名無き仙人>



★合わせて読みたい★
・仕事と責任を押し付ける人【①特徴②心理③末路④対処法】パワハラにストレス!
・男女共通【ミッドライフクライシス乗り越え方】中年危機の本当の原因と対処法