外ではいい人なのに家族にだけ怒る理由|身内にだけキレる人の心理と改善方法【メタ認知】
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外では、普通に、いい人なのに、家に帰ると、感情を爆発させる。
まあ、モラハラと言われたりもしますが、これ、実は・・
本人は、感情を意識的にコントロールしているわけでは、ないんですね。
外では、無意識による【感情抑圧】が、起きている。
そして、安全基地である家に帰ると、抑圧した感情を含めて、感情が爆発している。
一方で、こうは、ならない人は・・

こんにちは。名無き仙人です。
名無き仙人【プロフィール】
【幸せな生き方】ブログ2010年から続いています。感謝。
そう、実は、感情コントロールには、2種類あるんですね。
感情コントロールの方法
①無意識による『感情抑圧』
②意識的な【感情コントロール】
今回は、心理学『メタ認知』を元に【身内に優しくできない人の心理】と・・
外でも、家庭内でも、キレない人の秘密を見ていきましょう。
1.なぜ?身内にだけキレる人の特徴と心理

職場とか、ママ友とか、外では、普通のいい人で、キレたりしないのに・・
なぜか、家に帰ると、感情を爆発させる人。
これ「何が起きているのか?」というと・・
心理学的には、一番の理由は「家庭は安全基地だから」なんですね。
脳は無意識に、【キレても自分の立場が危険にならない相手】には、本音や怒りを出しやすい。
例えば、家庭内。
「多少怒っても離れていかないだろう」と脳が判断しやすい。
例えば、部下。
「この人には、キレても大丈夫」そう本能的に、判断しやすい。
一方で、上司とか、お客様とか、ママ友とか、同僚に対してキレると、自分の立場が、危うくなりますよね。
だから、無意識のうちに、感情を、抑圧するんですね。
例えば、ママ友や、上司との会話中。
本当は、イラっとする瞬間があっても・・
「もし、ここでキレたら、自分の立場が危うくなる」
そう本能が判断し、無意識のうちに、イライラを抑え込む。
そう、感情の抑圧が起きるんですね。
しかも、自動的に。無意識のうちに。
だから、本人は、イライラを、意識上は、あまり感じていなかったりもする。
だけど、抑圧された感情は、必ず、どこかで噴出します。
その噴出場所が、安全基地である、家庭になりやすい!というわけですね。
つまり、私達の本能は、「キレる相手を選んでいる」というわけです。
人間の本能は、「得をして損を避ける」ようにできています。ゆえに・・
「この人にキレたら、自分が損する」
そう判断すると、感情を抑圧する。そして・・
「この人にキレても、自分は損しない。むしろ、ストレス発散になって、得をする」
そう判断すると、怒りのままに、キレるわけですね。
で、こういった判断は、本人が、意識的に計算して、行っているわけでは、ないんですね。
本能が、無意識で、行っている。
だから、本人も、こんなふうに、悩みやすいんですよね。
「はぁ。なんで私は、身内に対しては、優しくできないんだろう?」
それ、本能の仕様です!というわけです。
さて、ここまで聞いてみて、どうでしょうか?
キーワードは【無意識による感情抑圧】でしたよね。
2.感情コントロールには、2種類ある
あなたは、感情を、どのようにコントロールしていますか?
実は、感情のコントロール方法には、2種類あるんです。
感情コントロールの方法
①無意識による『感情抑圧』
②意識的な【感情コントロール】
まず、「①無意識による『感情抑圧』」。
ここからは、他人の脳内を、仮想的に読むスキル【他者メタ認知】を使っていきますが・・
無意識の感情抑圧は、意識的な感情コントロールでは、ないんですね。
本人も無自覚のまま、本能により、自動で行われる感情抑圧です。
例えば、職場で、同僚や上司の前で、「うわ~お前のことだけは、許さん!マジでムカつく」とか、ブチ切れたら?
その後、その職場には、居づらくなりますよね。
ゆえに、本能は「生存確率が下がる。危険だ」そう判断し・・
公共の場では、無意識のうちに、感情を抑圧するんですね。
だから、本当はイラっとしても、その感情を抑圧して、抑え込む。
これ、無意識で、自動で起きるので、本人は「感情を抑圧した」とは、自覚が伴わない。
だから本人に聞いても「いや、別に、イラっとしていないよ」と、答えたりする。
そう、感情を抑圧しているので、イライラの自覚が、本人にも伴わない。
でも、抑圧して、抑え込んだ感情は、消えないんですね。
必ず、どこかで噴出する。
噴出する形は、「買い物依存」とか「甘いもの食べ過ぎ」などで、でたりもするし・・
「この人の前では、感情的になっても大丈夫」
そう本能が判断した人の前で、うわ~!と感情を噴出させたりもする。
で、まあ、後者のパターンが『身内にだけキレてしまう』なわけですね。
さて、では次に、もう1つの意識的な【感情コントロール】ですが・・

これは、『メタ認知』を使った感情コントロールです。
心理学『メタ認知』とは、思考や感情を、観察・モニタリングする脳機能。
簡単にいえば、自分を客観的に見る力ですね。
人は、メタ認知の能力が高まると、こんなふうに、感情を観察し始めます。
「あ、私は今、イライラしているな」
で、そう気づけると、感情との距離ができて、感情のままにブチ切れるケースが、減りますよね。
あなたは、どうでしょうか?
例えば、イライラした時に、イライラしているんだけど、どこか冷静に、自分を客観的に見てる感覚があって・・
「あ、私、今、イライラしてるな」そう気づける時、ありませんか?
この、意識的な、メタ認知による感情コントロールの場合。
感情を抑圧していないんですよね。
イライラの感情はあるし、イライラを感じている。
つまり、感情は、抑圧されずに、表にでてきている。
だけど、そのイライラした感じを、客観的に見ても、いる。
だから、感情にのまれて、感情のままにブチ切れることが、起きにくい。
そう、これが、意識的な【感情コントロール】。
このメタ認知による感情コントロールができる人は、感情を溜め込みにくいので、家庭内でも、爆発しにくいです。
また、家庭内であっても「あ、私は今、イライラしているな」そう気づけるので、感情のままにキレにくい。
そう、外でも、身内に対しても、感情的になりにくい人って・・
実は、メタ認知による感情コントロールを行っている人!なんですね。
で、ここまで聞いて、こう感じませんか?
「うん?でも、メタ認知による感情コントロールが、できる人と、できない人の違いってなに?」
そうですよね。実は・・
3.メタ認知能力には、個人差がある
自分を客観的に見る力である、メタ認知能力には、個人差が大きいことが、科学的に判明しており・・
人間の【メタ認知の進化段階】は、ざっくり、次の五つの層で進化していきます。
メタ認知5階層
第1層、メタ認知なし。
第2層、感情メタ認知。感情には気づける。
第3層、思い込みメタ認知。思い込みにも気づける。
第4層、本能的な自我のメタ認知。
第5層、メタメタ認知。
でね、メタ認知による感情コントロールが、できる人って、『第二層|感情メタ認知』の段階の人なんですね。
「あ、私は今、イライラしているな」そう、自分の感情に、気づける人。
そして、無意識による感情抑圧が、起きやすい人が、『第一層|メタ認知なし』の段階の人なんですね。
というのも、『第一層|メタ認知なし』の段階の人は、ほとんど、メタ認知を使わずに生きていて・・
だから、メタ認知による感情コントロールが、使えないんですよね。
すると、本能による、無意識的な感情抑圧に、頼るしかない。
だから、本能のままに、全自動で・・
「この人の前では、感情を抑圧する」「この場面では、感情を抑圧する」そして・・
「この人の前では、キレていい」「家庭内では、感情を出していい」
そんなふうに、振舞うことに、なるんです。
で、本人は、自分がそう、振舞うことになっていることにも、自覚が伴いにくいんですね。
というのも、メタ認知能力とは、自分を客観的に見る能力です。
ゆえに、メタ認知を使わない場合。
「自分が普段、どう振舞いながら生きているか?」それ自体に、自覚が伴いにくい。
だって、自分を客観的に見る機会が、ないですからね。
そう、だから、モラハラって、注意しても、指摘しても、改善されにくい。
そもそも本人に、「自分はモラハラしている」という自覚が、伴いにくいからです。
その意味では、「なぜか、身近な人には優しくできない」
そう悩む人は、自分を客観的に見れている人。
第二層前後に多く、感情には気づけるけれど、「わかっているのに、つい、やっちゃう」パターンですよね。
ちなみに、『第一層|メタ認知なし』では、場合によっては・・ですが、外でも、ブチ切れてしまう問題が、でやすくなります。
つまり、家庭だけではなく、職場などでも、ついブチ切れてしまい、様々な問題を抱え込みやすいわけですね。
4.私の体験談(身内に優しくできない問題を解決した方法)

実は私は、「身内に対してキレる」を、めちゃくちゃ、やってたんですよね。
外ズラは、めちゃくちゃいい。
外では、いい人を演じていて、「名無きさんが怒るところ、想像できない」そんなふうに、言われるほどでした。
でも、家族とか、親友とか、『この人にキレても、この人は、離れない』
そういう人には、感情を爆発させて、責めたり、キレたりしていました。
本来であれば、そういう身近な大切な人にこそ、優しくすべきなのに・・
でも、メタ認知階層が1から2あたりにいた当時の私は、現実世界に、超没入の状態で。
自分が、「外ずらはいいけど、身内には感情的になる」という状態になっていることに、うっすらとしか自覚が、伴っていませんでした。

でも、後に『転生仙術』と呼ぶようになった潜在意識の書き換えに取り組んだことがきっかけで、劇的に、変わり始めたんですよね。
というのも、思い込みを客観視するワークが、メタ認知トレーニングでも、あったからです。
で、【思い込みの客観視】って、メタ認知階層3『思い込みメタ認知』であり、高度なメタ認知。
だからでしょうか?

私は「あ、今、イライラしているな」などと、感情に気づくのは、比較的、容易になってしまい・・
むしろ、メタ認知が起動するせいで、仮にキレたくても、ブチ切れることが、できないレベルになっていきました。
そう、相当に、冷静な自分、感情コントロールができる自分に、なっていったんです。
すると、その当然の結果として。
身近な大切な人の前でも、「あ、今、イライラしているな」
感情コントロールを、自然とするようになっていきました。

あれから、早15年。
お蔭様で今では、さらにメタ認知階層が上がったようで。
「今、なぜ、この怒りの感情が、わいたのか?」
原因の最深部まで、手に取るようにわかるメタ認知階層4『本能的な自我メタ認知』まで進んだことで・・
階層3の頃は、「キレることができない」だったのに・・
例えば、子供に対して、イラっとする。
その瞬間、メタ認知が起動して「あ、今、イラっとしたな」そう気づけるからこそ、キレることはないんだけど・・
完全に、感情を制御できるがゆえに、あえて「よし、この場面では、あえて・・」
そう判断し、イライラを素直にだす時も、出てきたりしているんですよね。
まあ、大人に対してはしませんが、子供って、ごく稀に、そうした方が良い時もありますよね。
もちろん、その後は、フォローをしますし・・
私がその役目をしないと、妻ばかりが、怒る役をすることになりますし。
とまあ、メタ認知階層が上がるなかで、感情の扱い方も変わっていき、興味深いですよね。
5.身内に優しくなりたい人へ
では最後に。
「身内にだけキレてしまう」「家族にだけ優しくできない」
そんな場合は、今日から何を意識すればいいのでしょうか?
ポイントは、たった1つです。
「怒らないようにする」ではなく、「怒りに気づく」です。
私達は、「怒ってはいけない」「また怒ってしまった」
そう、自分を責めがちですよね。
でも、それでは、感情をさらに抑圧するだけ。
すると、また、どこかで爆発しやすくなります。

だから、まずは・・
「あ、私は今、イライラしているな」
そう、自分の感情に気づくこと。
最初は、それだけで十分です。
無理に怒りを消そうとしなくてもいい。
無理に優しい人になろうとしなくてもいい。
ただ、「あ、今、怒っているな」
そう客観的に見られる時間が、ほんの一秒でも増えていくと・・
少しずつ、感情との間に距離が生まれてきます。
すると、感情に振り回されるのではなく、自分で感情を扱える時間が増えていく。
これが、メタ認知による感情コントロールです。
そして、このメタ認知能力は、大人になった後からでも、高めていけることが、科学的にわかっています。
筋トレで筋肉が育つように、少しずつ育てていくことができるんですね。
だから、「私は昔からこうだから」と、諦める必要はなさそうです。
今日、もし一度でも、「あ、今、イライラしているな」
そう気づけたなら、それはもう変化の始まりです。
焦らなくて大丈夫。
少しずつメタ認知を育てながら、大切な人にこそ優しくできる自分を、一緒に育てていきましょう。
なお、メタ認知による感情コントロールについては、こちらの動画が詳しく・・
記事版はこちら→【メタ認知やり方】感情コントロール方法|イライラ・不安・執着の対処法
まとめ
今回のポイントは、3つでした。
1つ目。
身内にだけキレてしまう人の多くは、外では無意識による【感情抑圧】が起きている。
そして、安全基地である家庭で、その抑圧された感情が噴き出しやすい。
つまり、「家庭だから悪い人になる」のではなく・・
本能が、安全な場所を選んで感情を出している場合がある、ということでした。
2つ目。
感情コントロールには、2種類ある。
無意識による【感情抑圧】と、メタ認知による【意識的な感情コントロール】。
感情を押し殺すのではなく、「あ、私は今、イライラしているな」
そう気づけるようになるほど、感情に振り回されにくくなります。
そして、3つ目。
メタ認知能力は、トレーニングで育てることができます。
つまり、「私は、こういう性格だから」「昔から、家族にはキレてしまうから」
そんなふうに、諦める必要はないんですね。
人は、変われます。私自身も、そうでした。
もちろん、一日で変わるわけではありません。
でも、自分を客観的に見る習慣を続けていくと、少しずつ、自分の感情との付き合い方が変わっていきます。
すると、不思議なことに、周りの人との関係まで、少しずつ変わり始めるんですね。
身近な人ほど、大切にしたい。
頭では、誰でも、そう思っています。
だからこそ、もし今日の話を聞いて、「これ、私のことかもしれない」
そう感じたなら、自分を責める必要はありません。
それは、あなたがダメだからではなく、脳が今まで、そのやり方しか知らなかっただけ。
今日からは、その脳に、新しい選択肢を教えてあげればいい。
「あ、私は今、イライラしているな」
その、ほんの一瞬の気づきが、人生を変える第一歩になります。
そして、その小さな一歩の積み重ねが、家族との時間を変え、人間関係を変え、人生そのものを変えていく。
私は、そう信じています。
ともに、大人の趣味的に、メタ認知の向上を楽しんでまいりましょう。
なお、メタ認知や、メタ認知5階層、それに他者メタ認知など、関連記事が以下となります。
・メタ認知とは?【自己メタ認知vs他者メタ認知】高い人/低い人の特徴
・【保存版】メタ認知とは?|思考と感情を客観視する脳機能を5階層で完全解説
・【他者メタ認知】人の心を読む能力|他人の気持ちや考えがわからない人へ
最後まで、ありがとうございました。感謝しています。
<名無き仙人>




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