感情とは何か?怒り・不安・執着の正体とメタ認知による感情コントロール方法
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「イライラしたら、6秒待つ」とか「手のひらに「の」の字を書く」など・・
こういった感情コントロールのやり方、有名ですが、あなたには、おすすめしません。
なぜなら、あなたは、もう1段『上』の【感情コントロール】が、できるハズだからです。
それが【感情との脱同一化】。
なお「なぜ、あなたには【感情との脱同一化】が、おすすめなのか?」理由は、後述しますね。

こんにちは。名無き仙人です。
名無き仙人【プロフィール】
【幸せな生き方】ブログ2010年から続いています。感謝。
さて、こんな経験、ありませんか?
感情に振り回される例
「イライラしたままに、つい、相手にあたってしまう」
「不安になると、何度もスマホを確認してしまう」
「一時の感情で「仕事辞める」「別れる」と言ってしまう」
「カッとなってLINEを送って、あとで後悔する」
こういった感情に振り回される経験、ありますよね。
いや~私も本当、そうだったのですが・・
【感情との脱同一化】ができるようになって、感情に振り回されることなく、冷静でいられるようになったんです。
今日は、感情のコントロール方法【感情との脱同一化】のお話です。
ポイント
「そもそも、感情とは何か?」
「どうすれば、感情をコントロールできるのか?」
残りの人生、一生役立つ話になりそうです。是非、お楽しみください。
それでは、まずは・・
1.感情とは何か?
怒り、不安、焦り、嫉妬、劣等感、寂しさ、恥ずかしさ・・
こういった感情、普段、感じる機会がありますよね。
では、感情って、そもそも、なんでしょう。
「え?考えたこともなかった」
そうですよね。その理由は後述しますが・・
実は感情とは、本能反応であり、「お知らせ・センサー」なんですよね。
そう、感情って、性格ではない。
「怒りやすい性格」とか「不安になりやすい性格」などと言われますが・・
感情は、性格では、ありません。
感情は、本能反応です。
ここが、まず、超重要。
例えば、怒り。
怒りは、「自分を守れ!」という本能から生まれる反応です。
誰かにバカにされた。
理不尽なことをされた。
大切なものを奪われそうになった。
そんな時、脳は「このままでは危険だ」と判断し、怒りを発生させます。
つまり怒りは・・
「今、自分の境界線が侵害されそうですよ」という、お知らせセンサーなんですね。
だから、怒りそのものが悪いわけではありません。
ただただ、本能の反応であり、まあ、「お知らせ・センサー」なんですよね。
それ以上でも、それ以下でもない。
だから、【怒る】のは、性格では、ないんです。
本能の反応なんです。
ゆえに。
例えば、お寺のお坊さんは、怒らないイメージがありますが・・
もし、本当に、例えば、いきなり殴られても、怒りがわかないのであれば、それは、「偉い」のではなく「危険」です。
正常ではありません。病院を受診した方がいいでしょう。
そう、理不尽なことされて、怒りがわくのは、正常な本能反応。
「自分を守れ」と本能が反応している。
ゆえに、「怒っちゃダメ」と感情をコントロールするのでは、ないんですよね。
・将来の不安ばかり考えてしまう原因は【本能】対処法も!潜在意識スピリチャル編
では、次に、不安。
不安は、「危険に備えろ!」という本能反応です。
昔の人類は、不安を感じることで、天敵や災害、食料不足に備え、生き延びてきました。
つまり不安は、「未来にリスクがあるかもしれませんよ」と教えてくれるセンサーです。
例えば、明らかに、やった方がいい仕事を、面倒だから無視している場合。
なんとなく、不安になりますよね。
「いや、やっぱり、あの仕事、やっておいた方が、いいかも」そういう不安感が続く。
そう、それは、正常な本能反応なんですね。
本能が「このままじゃ危険だよ。あの仕事、片付けて」と、反応している。
それが、不安感という感情として、出てきているわけですね。
だから、不安を感じること自体は正常な反応。
「不安を感じちゃダメ」と、思う必要は、なかったわけですね。
そして最後に、執着心。
執着心は、「失いたくない!」という本能から生まれる感情です。
例えば、別れた恋人。
頭では「もう終わった」と分かっているのに、何度も相手のSNSを見てしまう。
「復縁できないかな」と考え続けてしまう。
そんな経験、ありませんか?
これは、「執着することで、手に入れろ」という本能反応なんですね。
人間には、大切な人や居場所、安心を失わないようにする本能があります。
だから、失った直後に執着反応が出現すること自体は、ごく自然な反応です。
よって、もし、執着心が一切ないなら、それは本能が正常に作動していない・・という意味で、危ないかもしれません。
そう、「執着してしまう」と悩む必要は、なかったんですね。
「それ、正常な本能反応です」というわけです。
そう、このように。
実は、感情って、本能反応であり、本能から生じる「お知らせ・センサー」だったんです。
だから私達は、日常生活を送るなかで、様々な感情を日々、感じているわけですが・・
日々、本能が反応し、本能からの「お知らせ・センサー」が、感情という形で、届いていた!ということだったんですね。
さて、こう聞いてみて、どうでしょうか?
このように、感情の正体を知ると、ちょっと感覚が変わりませんか?
感情は、別に、悪いものではない。
感情とは、ただただ、本能反応。それ以上でも、それ以下でもない!というわけです。
では、本題。
2.感情コントロールの仕方(感情との脱同一化)
さて、前述のとおり、感情とは、本能の反応でした。
では、どうすれば、本能反応を、制御できるのか?
答えは・・メタ認知なんですよね。

心理学【メタ認知】とは、思考や感情を、観察・モニタリングする脳機能。
実は、他の生物と比較すると、人間は、この【メタ認知】能力が、発達しているんですよね。
だから、猿など動物は、ただただ、本能のままに反応するだけで・・
動物の本能反応
餌があれば、食べる。
危険があれば、怒るか逃げる。
序列確認のために、マウンティングする。
本能のままに反応するだけですが、人間は、違いますよね。
人間には、メタ認知があるので、本能反応を、観察・制御することができる。
例えば、イライラした時。
「あ、今、私、イライラしてるな」そう気づける時、ありますよね。
「いや、それ、普通じゃない?当たり前でしょ?」そう感じますか?
いや、これ、当たり前でも、ないんですよね。

例えば、ぶちギレて、我を忘れて、うわ~っと暴れる人もいますよね。
で、本人は「その時のことは、覚えていない」と言ったりすることもある。
つまり、感情にのまれていて・・
「あ、今、私、イライラしてるな」そんなふうに、自分の感情に、気づけていないわけで。
そう、自分の感情に、自覚が伴わない人も、いるわけですね。
うん?どういうことか?
実は、「私は今、不安になってるな」などと、自分を客観的に見れる能力・・
メタ認知能力には、個人差が大きいことが科学的に判明しています。
人間の【メタ認知の進化段階】は、ざっくり、次の五つの層で進化していきます。
メタ認知5階層
第1層、メタ認知なし。
第2層、感情メタ認知。感情には気づける。
第3層、思い込みメタ認知。思い込みにも気づける。
第4層、本能的な自我のメタ認知。
第5層、メタメタ認知。
そう、前述した、「感情にも自覚が伴わない人」は『第1層 メタ認知なし』の人。
自分の感情を、観察・モニタリングする脳機能が、あまり使われていない人も、いるわけですね。
すると、どうなる?
イライラした時に「あ、私は今、イラついているな」と、自覚すら、伴わない。
ただ、むしゃくしゃする。イライラする。
イライラしたままに「おい、お前、許さないからな」と、言ったりする。
で、そう振舞っている自分のことも、客観的に見れない。
感情的になりやすい人の特徴
超、現実に没入している状態。
超、感情に入り込み、感情のままに反応している状態。
これは、睡眠中の夢の世界の状態に、似ています。
夢の世界って、勝手に世界が展開していき、ただ「怖い」「ムカつく」「嬉しい」など、感情を味わうだけですよね。
で、「あ、今、私、怖いと感じてる」などと、自分の感情に自覚が伴うこともない。
うわぁ~っとなって、気づいたら目覚めていて「あ、夢か」となる。
そう、あの超没入状態で、現実世界を生きている人達もいる。
でね、そういうメタ認知が、あまり使われていない人には・・
「イライラしたら、6秒待つ」とか「手のひらに「の」の字を書く」など・・
こういった感情コントロールのやり方も、おすすめなんですね。
でも、きっと、あなたは違うハズです。
この記事を、ここまで見ている!ということは、最低でも、感情には気づける『第2層 感情メタ認知』以上のハズ。
つまり、メタ認知能力が高い方のハズなので・・
メタ認知を使った、感情コントロールが、おすすめなんですね。
<感情コントロール|具体的なやり方>
では、具体的に、どうすればいいのでしょうか?
ポイントは【感情と同一化しないこと】です。
前述したように、メタ認知の第1層は、感情と一体になっている状態。
例えば、イライラした時。
怒りに飲み込まれ、「お前、許さない!」と、そのまま反応してしまう。
この時、「怒り=自分」になっています。
つまり、感情と同一化している状態です。

一方、第2層の「感情メタ認知」では、違います。
イライラした時に、「あ、今、私はイライラしているな」と、自分の感情に気づくことができます。
不安なら「あ、今、私、不安を感じているかも」
執着なら、「あ、今、執着してるかも」
そんなふうに、自分の感情を観察できる。
つまり、「怒り=自分」ではなく・・
「怒りを感じている自分がいるな」と、自分を客観的に見ている状態です。
これが、感情との脱同一化です。
感情を消す必要はありません。
我慢する必要もありません。
ただ、「今、本能が反応しているな」と、気づくだけでいい。
すると、あなたは感情そのものではなく、感情を観察する側へと立場が変わります。
これが、第1層から第2層への進化。
そして、人間が持つメタ認知能力を使った、本質的な感情コントロールなんですね。
なぜなら、感情を観察した瞬間、脳の「理性(前頭前野)」が働き始めるからです。
すると、本能反応との間に距離が生まれ、感情に飲み込まれにくくなります。
つまり、「感情=自分」から、「感情を観察する自分」へ。
これが、メタ認知による【感情との脱同一化】なんですね。
<今日から使える実践ワーク>
では、今日からできる実践です。
やることは、たった3ステップ。
① 感情に気づく
イライラした時、不安になった時、まずは・・
「あ、今、私はイライラしているな」
「今、不安を感じているな」
そう、心の中で実況中継します。
② 本能反応だと思い出す
次に、「これは本能がお知らせしてくれているだけだ」と思い出します。
怒りも、不安も、執着も、悪者ではありません。
ただの本能反応です。
③ 観察者の立場に立つ
最後に、「私は、この感情を見ている側なんだ」と意識してみてください。
こう言ってみるのも、おすすめです。
「イライラした感情を、私は、見ている」
すると、不思議なことに、感情に飲み込まれにくくなります。
最初は、うまくできなくても大丈夫。
大切なのは、感情を消そうとすることではなく、感情に気づく回数を増やすこと。
気づく回数が増えるほど、「感情と同一化する時間」は短くなり・・
「感情との脱同一化」が自然にできるようになっていく。
というのも・・
3.私の体験談(感情との脱同一化)

私は「我を忘れてブチ切れて、その時の記憶がない」みたいなことまでは、なかったものの。
でも、やっぱり感情にのまれて・・
つい、怒りのままに、相手を傷つける暴言を言ってしまったり・・
不安でパニックになって、慌てて行動して、失敗したり・・
感情に振り回されながら生きていました。
でも【自分は正しい】の本能のままに「私は冷静な方だ」と思っていました。
・【自分が正しい】と思い込む人の心理と特徴|プライドが高い人と認知バイアスの関係
まあ、あまり、『自分は感情に振り回されている』という自覚も、乏しかったんですね。

でも、後に【転生仙術】と呼ぶようになった、潜在意識の書き換えに取り組んだことで・・
「あぁ、私は、感情に振り回されて生きていたんだ」と、自覚が伴うことになりました。

というのも、思い込みを客観視するワークは、メタ認知トレーニングそのもの!でもあり・・
しかも、思い込みの客観視って、メタ認知階層3であり、高度なメタ認知なんですよね。
だからでしょうか?
「あ、私は今、イライラしてるな」
「うん?あぁ、私は今、不安になっているのか」
「あぁ、ダメダメ。今、私は焦ってる。一旦、落ち着こう」
そんなふうに、自分の現在の感情に、リアルタイムで気づけるようになっていって。
すると、感情に振り回されなくなったんですね。
そして、比較から「あぁ、以前の私は、感情に振り回されていたのか」と、気づくことになりました。
・【私の体験談】考えすぎて疲れる人へ|実は『思考を止める』必要はなかった話
しかも、感情どころか、思い込みはもちろん、思考にまで気づけるようになっていった。
思考の客観視
「あ、今、私は「あいつムカつく。不幸になればいいのに」と、考えていたな」
「うん?今、私は「このまま最悪なことが起きて・・」と、妄想的な考えをしている?」
感情と思考は、セットで、自動で、わきあがりますが・・
感情だけでなく、思考にまで、リアルタイムで、自覚が伴うようになり、すると、もうジ・エンド。
「以前と比較すると」ですが、ありがたいことに・・
私の人生から、【感情のままに動いて失敗する】という経験が、激減してしまうことになったんです。

あれから、早15年。
もちろん、今でも、理不尽なことが起きれば、イライラします。
前述のとおり、怒りなどの感情は、本能反応であり、一次反応として、怒ったり、不安になったりするのは、生物として正常。
まったく怒りがわかない方が、危ない。
でも、すぐに、二次反応として、メタ認知が起動して「あ、今、イライラしてるな」と、気づける。
だから、怒りにのまれない。
不安な時も「あ、今、不安になってるな」と、気づける。
だから、不安にのまれない。
感情は、わきます。
でも、感情と、同一化しない。
だから、感情に、振り回されない。
そう、これが、感情との脱同一化であり、メタ認知を使った、感情コントロールのやり方だったんです。
まとめ
今日のポイントは、たった3つです。
ポイント
①感情は、性格ではなく、本能からの「お知らせ・センサー」
②感情を消そうとしなくていい。まずは「あ、今、イライラしてるな」と気づけばいい。
③感情と同一化せず、感情を観察できるようになるほど、人生は冷静で自由になっていく。
さて、前述の問い・・なぜ、「そもそも感情とはなにか?」を、考える機会がないのか?
私たちは普段、感情を「感じる側」に没入しているからです。
怒りや不安、それ自体に意識が向き、「感情とは何か?」と、一歩引いて観察する機会がほとんどないですよね。
だから、感情の正体を考えることもなく、毎日が過ぎていく。
「あれ、ちょっと待て。そもそも、感情とは?」
こういったメタ的な問いは、メタ認知の向上に伴い、生じ始めるようです。
ラスト
感情は本能の反応なので、生きている限り、どこまでいっても、人生から、怒りや不安が消えることはありません。
でも、感情に振り回される人生は、終わらせることができます。
その第一歩は、「感情を変えること」ではなく、「感情に気づくこと」。
ぜひ今日から、「あ、今、本能が反応しているな」
そんな一言から、【感情との脱同一化】を始めてみてください。
私達の人生は、きっと今よりもっと穏やかで、生きやすいものへと変わっていくはずです。
なお、感情を感じて通過させるだけ「感情操作を手放す」や・・
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さて、最後まで、ありがとうございました。感謝しています。
<名無き仙人>




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