メタ認知

ブッタの教え【考えすぎてしまう】反すう思考を止める方法|心理学「メタ認知」編

ネガティブ思考が止まらない理由と対処法|考えすぎて疲れる人へ

※この記事の動画verは、こちら↑

違うんだよなぁ

Xで『考えすぎる原因と対処法』という話題が盛り上がっていたのですが・・

どのポストも、本質から、ズレいて。

でも、140字では【ブッタの教え】の本質が伝わらない・・

そう判断し、私はポストしませんでした。

さて、私達を苦しめているのは、現実ではありません。

頭の中で、1人で開いている会議です。

ブッダは2500年前、すでにそれを見抜いていました。

今日は、考えすぎてしまう人向け。

【不安・悩みの無限ループ】反すう思考を止める方法について、ブッタの教えを交えながら、完全解説。

一生役立つ、保存版の内容、是非、お楽しみください。

記事は以下の構成です。

記事の構成

①考えすぎる本当の原因

②考えすぎる時の本当の対処法

他では聞けない、本質の話、それでは・・

1.考えすぎる原因

あなたは、「なぜ、考えすぎてしまう」と思いますか?

え?うーん。そういう性格?

そう感じますよね。でも実は、違うんですね。

そもそも、思考を行うのは・・脳ですよね。

脳

では、脳や思考は、何のためにある?

何のために存在してる?

え?考えたことなかった・・

実は、これ、生存確率を高めるために存在しているんですね。

いや、まあ、これ生物として当たり前ですよね。

つまり、脳も思考も、生存確率を高めるための装置なんです。

でね、生存確率を高めるには?

そう、危険を先回りして察知し、備えること!ですよね。

「最悪なことが起きるかも」とネガティブなシュミレーションをして、それを回避したり、備えたり

だから、私達の脳は、実は、日常生活のなかで、しょっちゅう、何度も・・

「最悪なことが起きるかも」とネガティブなシュミレーションを、し続けているんです。

ただ、それらは、自動で行われており、ゆえに。

「今、どんな自動思考がわいているか?」に気づけないと、わからないだけ。

毎晩、睡眠中、私達は夢を見ているけど、覚えていないのと同じ。

実は、認知されていないだけで、四六時中、私達の脳は・・

「最悪なことが起きるかも」とネガティブなシュミレーションを、し続けています。

そう、だから。

不安なことを考えすぎて、嫌になる」「嫌なことを考えてしまう

この悩みって、実は、たまたま、その時は・・

脳内で行われているネガティブシュミレーションが、認知されているだけ!なんですね。

そう、その時に限らず、しょっちゅう、嫌な妄想は行われ続けているんですね。

では、まとめます。

考えすぎる原因は、本能です。

思考は、呼吸と同じく、生命維持装置。自動で行われ続けています。

「呼吸してるな」と、普段は認知されないけど、呼吸は行われ続けているのと同じで・・

実は思考も、認知されないけど、私達の意思とは無関係に、バックグラウンドで、行われ続けている。

だから、「考えすぎてしまう」という悩みは、ただ、「思考に気づいているだけ」なんですね。

つまり、「呼吸し続けてしまう」という悩みに、似てる。

呼吸が行われていることに、気づいているだけ。

「それ、普通です」というわけですね。

同様に。

「考え続けてしまう」という悩みは、ただ、思考が行われていることに、気づいているだけ。

「それ、普通です」というわけですね。

思考も呼吸も生命維持装置として、常に、行われ続けています。

まあ、その意味では、「考えすぎてしまう」と悩む人は、メタ認知能力が高いんですね。

この話は後述します。

では、本題。

2.考えすぎてしまう時の対処法

前述のとおり「考えすぎる」というのは、基本、存在しないんですね。

常に、思考は自動で行われ続けているから、そもそも「考えていない時」が存在しない。

そう、だからこそ。

嫌なことばかり考えていて、しかも、嫌な思考が止まらない時。

対処法は【思考を止める】では、ないんですね。

思考は、呼吸と同じく、止まりません。

正確には、多少は止めれるけど、まあ、無理ですよね。

だから、対処法は『思考との脱同一化』です。

こう、言ってみてください。

考えが浮かんでいるのを、私は見ている

そう、今までは、こうでしたよね。

私が考えている

これは、思考と、私が、同一になっている状態です。

一方で、これはどうでしょう?

思考が浮かんでいるのを、私は見ている

これだと、思考と、私は、別ですよね?

そう、これが、ブッタの教えの本質。

ブッタは、もう本当に驚愕ですが・・

科学が存在しない2500年も前に、鍛えたメタ認知能力だけで・・

湧いてくる思考は、自分そのものではない」と見抜いていたんですよね。

そして、こう教えていた。

「頭の中で繰り返し考えることで、人は、苦しむ。」

というわけで、実際に少し、練習してみましょう。

あぁ、明日の会議、嫌だな

上司の機嫌が悪かったら、どうしよう?

そんなふうに、ネガティブな思考が始まり、止まらなくなりました。

準備不足で、怒られるかも

下手したら、同僚からも、嫌われるかも

あ~始まってますよね。

本能による、ネガティブなシュミレーション。

最悪な事態をシュミレーションすることで、リスクに備えさせ、リスクを下げさせようとしてる。

ここで不安になって「やっぱり、今から会社に戻って、資料の訂正しようか?」そんなふうに感じられる。

まさに、本能に、のまれている状態。

思考と、私が、同一化している状態。

この時、私達には、こう感じられます。

私が考えている」「私が不安だ

さて、この時・・

『嫌な考えが、止まらない』と、気づいた時に、こう言う。

あ、これ、名無き仙人が、言ってたやつだ。よ~し!

不安な考えを、私は見ている

はい、その瞬間、一瞬、頭がフリーズして、思考が停止するハズです。

ちょっとした脳内エラー、脳内バグが起きるから。

というのも、それまでは『私』という主体感覚が、本能的な自我側にあったのに・・

思考がわいているのを、私は見ている

そう言った瞬間、『私』という主体感覚が、メタ認知側、観察者側に、移るからです。

心理学『メタ認知』とは、思考や感情を、モニタリングする脳機能。

これがあるから、私達は「あ、今、考えすぎている」と、気づけるわけですね。

だから「嫌な考えが止まらない」という悩みを持てる。

うん?どういうこと?

だって、考えてみてください。

仮に、思考する脳機能しかない場合、どうやって「今、嫌な考えが行われている」と、把握するんですか?

思考している脳機能とは別に、その様子を、観察・モニタリングする脳機能『メタ認知』があるから・・

あ、今、嫌な考えが行われているな」と気づけるわけですよね。

だから、「嫌な考えが止まらない」という悩みを持つ人は、メタ認知能力が高い人。

実は、多くの人は、嫌な考えが行われていることに、自覚すら、伴わないんですね。

前述のとおり、ネガティブシュミレーションは本能であり、全個体の脳内で、行われています。

でも、多くの人は、その思考に気づけない。

ただ、なんかイライラする。

なんか、漠然と不安。

それで、本能反応として、不安を紛らわすために、お酒飲んだり、ショート動画を見続けたりするんです。

ただし、浮かない顔して、お酒を飲んでいる本人に「不安な思考が止まらないの?」と聞くと・・

いや、別に、考えてないし、不安じゃないよ。ただ、お酒飲みたいだけ

うっせーな。しつこい。あっちいけ!

イライラして怒り始める。

まあ、自分の思考に、自覚が伴わない超没入状態で生きているから、こうなるわけですが・・

そう、「あ、今、嫌な考えが行われているな」と、自覚が伴っていない。

自覚が伴うのは、最低でも、メタ認知階層2から。

そして、第3層になると、思考の中身まで、見え始めます。

で、第4層になると、こうなる。

不安な考えを、私は見ている

で、第5層では、不安を見ている観察者すら、現象の1つになる。

ブッタの領域ですね。

そう、まとめると。

「嫌な考えが止まらない」と悩める人は、実は、考えすぎる人ではなくて、目覚め始めている人です。

なぜなら多くの人は、嫌な考えに飲まれたまま、気づけないから。

だから対処法は、こう。

「私は不安だ」ではなく・・

不安な思考が、浮かんでいるのを、私は見ている

あなたは、私の位置が、ズレはじめていませんか?

「嫌な考えが止まらない」と悩める人は、第3層に多く、私の位置が、ズレはじめている人も、少なくないハズです。

この話『私の位置がズレる』については、こちらの動画が、より詳しいです。

記事はこちら→【一部公開】「思い込みメタ認知vs自我メタ認知」違いとは?「私」の位置

第4層、完全な観察者意識まで進むと、「嫌な考えが止まらない」という悩みは、卒業することになります。

思考と、私の、同一化が、解かれるからです。

では、最後に、私の、ちょっと不思議な実体験の話を。

ラスト

先日、居酒屋に行ったんですね。

土曜日だったこともあり、もう満席。

人々の話声で、店内は、がやがやしてて・・

すると、不思議なことに、私の脳内では、3種類の背景音が流れ始めた。

1つは、店内のBGM。

もう1つは、人々の話し声。

そして、最後に、自分の思考。

「あぁ、今日は人が多いな」「知り合い、いないかな?」

どれも、ただ、脳内を通過していく背景雑音。

「なんか、流れてるな」程度のもの。

そう、体感的には、思考がない状態。

ただ、固定された定点カメラで、映像を見ている感じ。

楽しそうに、焼き鳥をほおばりながら、お喋りする人々。

忙しそうに、動きまわる店員さん。

ただ、映像だけが流れていく・・

そう、自動思考は、止めなくていい。

メタ認知階層4以上になり、本当の意味で「思考とは本能反応にすぎない」と理解されると・・

思考の重要度が下がり、脳内で認知されなくなる。

背景で流れ続けている、BGMのようになる。

思考は、沸き続けているが、認知されない。

脳は重要な情報しか認知しないから。

あるいは、認知されても、気にならない。

結果的に、体感としては思考が消えた感覚となっていく。

そう、一周まわって、思考が認知されにくくなり、『思考がない状態』に近づいていく。

思考が完全停止することはない。

思考は生命維持装置であり、生きている限り、自動で行われ続ける。

ただし、メタ認知階層によって、その『扱われ方』が変わる・・

というわけで。

合言葉は、こうです。

「私が考えている」ではなく・・

思考が、浮かんでいるのを、私は見ている

本当の対処法は、『私』の位置が、ズレること。

是非、今日から、【面白い遊び】程度に、言ってみてください。

思考が、浮かんでいるのを、私は見ている

なお、気づいた瞬間に「あ、これ、ネガティブバイアスだ」とつぶやくことで・・

ネガティブシュミレーションを止める方法もあって、こちらの動画が詳しいです。

記事はこちら→【完全解決】考えすぎて動けない人へ|たった一言で変わる対処法(心理学)

また、メタ認知や、メタ認知5階層に関する動画は、こちらです。

記事は、こちら→【保存版】メタ認知とは?|思考と感情を客観視する脳機能を5階層で完全解説

最後まで、ありがとうございました。感謝しています。

<名無き仙人>

名無き仙人

バス男
考えすぎる原因が性格ではなく本能だと知るだけで、かなり心が軽くなる内容だな
バス子
反すう思考や不安に悩む人には、すぐ実践できるメタ認知の方法が役立つ記事ね
仙人
ブッダの教えと心理学を結びつけて、考えすぎる対処法を学べる良記事じゃのぉ

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