『人を動かす』から学ぶ!人間関係がうまい人の共通点5選と他者メタ認知の秘密
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実は、人間関係がうまい人ほど、絶対にやらないことがあります。
例えば・・
「いや、それ、間違ってるよ」
相手が間違っていたら、正しいことを教えてあげる。
一見、正しいですよね?
でも実はこれ、人間関係では、逆効果になることがあるんです。
なぜなら、人は、正論だけでは動かないから。

むしろ、正しいことを言えば言うほど、相手が頑なになってしまうことすらありますよね。
「なんで、わかってくれないの?」
「こっちが正しいのに!」
夫婦関係でも、職場でも、親子関係でも、こんな経験ありませんか?
実は約90年前。
この「人間の面倒くさい心理」を見抜き、人間関係の原則としてまとめた人物がいました。
それが、デール・カーネギー。
彼が書いた世界的ベストセラーが、こちら『人を動かす』です。
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今回は、この名著『人を動かす』をもとに・・
「人間関係がうまい人が絶対にやらないこと」を、特に重要な5つに絞って、わかりやすく解説します。
そして後半では・・
恋愛や人間関係がうまい人『人を動かせる人』が、密かにやっている秘密について、お話していきます。
これを知ると、夫婦関係、恋愛、職場、友人関係・・
あらゆる人間関係が、ラクになるかもしれません。

こんにちは。名無き仙人です。
名無き仙人【プロフィール】
【幸せな生き方】ブログ2010年から続いています。感謝。
では、さっそく、見ていきましょう。
1.デール・カーネギー『人を動かす』とは?
『人を動かす』は、アメリカの作家・講師、デール・カーネギーによって書かれ、1936年に出版された本です。
英語では『How to Win Friends and Influence People』
直訳すると「人と良い関係を築き、人に影響を与える方法」といった意味です。
だから、日本語タイトルだけを見ると「人を思い通りに操る方法?」と思うかもしれませんが・・
実は、そういう本ではありません。
むしろ逆。
「どうすれば、相手を無理やり動かすことなく、相手が自分から動きたくなるのか?」
そのための人間心理とコミュニケーションの原則について書かれた本です。
そして、本書を貫いている重要な前提があります。
それが【人間は、自分を重要な存在だと思いたい生き物である】ということ。
「自分には価値がある」
「自分は正しい」
「自分のことを認めてほしい」
私達人間には、こういった欲求があります。
他者メタ認知の視点からいえば『本能的な自我の働き』ですね。
ところが、実際の人間関係では、こうなるんですよね。
ポイント
お互いが「私を認めて」「私を理解して」「私の言うことを聞いて」「私が正しい」
そうなる。
だから、ぶつかるんです。
こう聞いてみて、どうでしょうか?
では、人間関係がうまい人は、何をしないのでしょうか?
5つ、見ていきましょう。
2.人間関係がうまい人が絶対にやらないこと
①「相手を批判・非難する」
1つ目は、【相手を批判・非難すること】です。
『人を動かす』の最初の原則が、これです。
「批判も、非難も、不平も言わない」
なぜでしょうか?
それは、人は批判された時に「なるほど。私が間違っていました」とは、なかなかならないからです。
なぜか?
・【自分が正しい】と思い込む人の心理と特徴|プライドが高い人と認知バイアスの関係
私達には『自分は正しい』と、自動的に考える本能が備わっているんですね。
だって「私が間違っていた」「私が悪かった」と考えると、メンタル病みかねないから・・
メンタルを守る本能の仕組みとして「私は正しい。悪いのは相手だ」と考える。
しかも、無意識のうちに、自動的に。
これは本能なので、例外はなく、あなたも、私も、あの人も、そうなんですよね。
ゆえに、人間は批判されると、【内容を検討する前に、自分を守ろうとする】んです。
「私は正しい。悪いのは相手だ」と。
だから、カーネギーは言います。
人を変えたいなら、まず批判することをやめる。
私達の自我は、短絡的に、こう考えがち。
「相手の間違いを指摘すれば、相手は反省して、(私にとって都合のいい形に)変わってくれるだろう」
でも、これは、自我による短絡的な思考で。
実際には、批判すると、相手は、こうなるわけですね。
「いや、私は正しい。悪いのは、あなたの方でしょ?」
これって、「指摘が正しいか?」とか「相手の知能レベル」とか、そういう問題じゃない。
本能の自動反応として、起きる自然現象‥自然現象なんですね。

例外は、相手がメタ認知能力が高い人で、批判された瞬間にメタ認知が起動し、本能反応を乗り越える場合のみ!です。
その場合は、こうなる。
「確かに。私にも落ち度や、改善点が、あったかも。ごめんね」
でも、こうなるのは例外ケースで、基本的には、批判は相手に届かない・・というわけですね。
だから・・
②「議論で相手を論破する」
【議論で相手を論破すること】も、うまくいかないんですよね。
『人を動かす』には、「議論に勝つ唯一の方法は、議論を避けることである」という趣旨の有名な教えがあります。
これ、どういうことか?
例えば、あなたと友人が議論をしていたとします。
そして、完全にあなたの方が正しかった。
データも出した。証拠も出した。相手の矛盾も指摘した。
最後に、「ほら、やっぱり私が正しかったでしょ?」完全勝利です。
でも、その時、相手はどう感じているでしょうか?
「この人はすごい!この人の言うことを、もっと聞こう!」でしょうか?
それとも「くそ。なんか、ムカつく。この人とは、もう関わりたくない」でしょうか?
そう。【論理では勝った。でも、人間関係では負けた】ということが起きるんです。
なぜなら・・そう、私達には「自分は正しい」と考えることで、メンタルを守ろうとする本能が備わっているから。
だから、相手を論破しても、相手は、本能反応として『拒絶』が起きるわけですね。
そのため、人間関係がうまい人ほど【正しさで相手を叩きのめそうとしない】わけです。
③「自分の話ばかりする」
3つ目は【自分の話ばかりすること】です。
人から好かれたい。
そう思った時、私達は・・
「面白い話をしなきゃ」「自分を魅力的に見せなきゃ」「すごい人だと思われたい」と考えがちですよね。
だから、自分について話します。
仕事の話。成功した話。知識。趣味。経験。
でも、カーネギーが勧めるのは逆。
【聞き上手になること】です。
相手に話してもらう。
そして、【相手が興味を持っていることについて話す】
なぜなら・・
人間が最も興味を持っている対象の1つは、【自分自身】だからです。
例えば、あなたが旅行好きだとします。
誰かから、「最近、どこか旅行しました?」と聞かれる。
「北海道に行ったんですよ」
「えー、いいですね。北海道のどこですか?」
「札幌です」
「へ~。札幌は、どうでした?」
こうやって、自分の好きなことに興味を持って話を聞いてくれる人。
なんとなく、好印象を持ちませんか?
面白い話をしてくれたからではありません。
【自分に興味を持ってくれたから】です。
つまり、「私は面白い人だ」と証明しようとするより・・
「あなたに興味があります」という姿勢を持つ。
面白い人になろうとするより、【相手に興味を持つ人になる】。
これが、人から好かれる人の特徴なんですね。
④「自分の都合で相手を動かそうとする」
4つ目。【自分の都合で相手を動かそうとすること】です。
これ、私達は無意識に、やってしまいがち。
親なら、「勉強しなさい!」
上司なら、「もっと営業して」
夫婦なら、「もっと家事してよ」
全部、共通しているのは【私は、あなたにこうしてほしい】なんです。
つまり、自分の欲求しか見ていない。
でも、相手には相手の欲求があります。
だからカーネギーは、【相手の中に、強い欲求を起こさせる】ことを重要な原則として挙げています。
簡単に言えば、「自分は、相手に、何をしてほしいのか?」だけではなく・・
【相手は何を望んでいるのか?】を考えるということです。
例えば、子供に勉強してほしい。
「勉強しなさい!」は、親の欲求ですよね。
でも子供からすれば、「ゲームしたい」「友達と遊びたい」かもしれない。
だったら、「勉強しなさい!」を100回繰り返すより・・
「この子自身が、勉強することにどんなメリットを感じられるだろう?」と考える。
仕事でも同じです。
「会社のために頑張れ」ではなく・・
「この仕事を頑張ることで、この人には、どんなメリットがあるのか?」相手の立場から考える。
つまり、【自分の視点から、相手の視点へ移動する】ということです。
これ、実は後半でお話する【メタ認知】とも、深く関係しているのですが・・
あなたは普段、自分の立場で、考えていますか?
それとも、相手の立場から、考えていますか?
人間関係がうまい人って、相手の立場から、物事を見ている特徴がありますよね。
⑤「相手の自尊心を傷つける」
最後、5つ目。【相手の自尊心を傷つけること】です。
例えば、人前で「それ、間違ってるよ」と指摘する。
「前も失敗したよね?」と過去の失敗まで持ち出す。
さらに、「だから、あなたはダメなんだよ」と人格まで否定する。
これをやると、どうなるか?
相手の自尊心が傷つきます。
すると、相手は改善することよりも、【自分を守ること】を優先し始めます。
だからカーネギーは、【相手の顔を立てる】ことの重要性を説いています。
例えば、「ここは良かった。でも、ここをこうすると、もっと良くなると思う」だったり・・
「実は私も、昔、同じ失敗をしたことがある」だったり・・
「あなたなら、どう改善すればいいと思う?」と聞いてみたりする。
相手の人格を否定する必要はない。
相手の尊厳を守りながら、【行動だけを改善する】ことはできるわけです。
では、ここまでの5つを、まとめましょう。
人間関係がうまい人が絶対にやらないこと5つ。
ポイント
①【相手を批判・非難する】
②【議論で相手を論破する】
③【自分の話ばかりする】
④【自分の都合で相手を動かそうとする】
⑤【相手の自尊心を傷つける】
さて、では、ここからが本題。
3.『人を動かせる人』が知っている秘密とは?
実は、先ほどの5つ。
全部、人間としての自動反応なんですよね。
批判されたら、自分を守る本能が作動し「いや、私は正しい。悪いのは、あなたでしょ?」となる。
論破すると「この人と関わると、傷つけられるから危険」と本能的に拒絶反応が起きる。
「理解されたい」という欲求が満たされるから、聞き上手の人に対して、好感をもつ。
相手は相手で、自分の生存やメリットを最優先する。
自尊心を傷つけられると、「この人は危険」と拒絶反応が起きる。
こういったこと、全部、意識的な行動では、ないですよね?
全部、無意識で、自動的に起きる反応ですよね。
そう、自動反応なんです。
キーワードは、自動反応。
「人間には自由意志があり、私達は、意識的に考え行動している」
そう思われがちですが、実は、私達の思考や行動の大部分は、無意識による自動反応。
だからこそ。
もし仮に、「相手に、どういう自動反応が起きるか?」が、わかる場合。
事前に、「相手が次、どう反応するか?」すら、読めることになると思いませんか?
すると、どうなる?
すると、相手の反応を、デザインしていくことになるんですね。

だから、他者メタ認知のスキルを身につけた人は、最終的には、相手の反応を、デザインしながら生きていくことになるんです。
他者メタ認知とは、他人の脳内を、仮想的に読むスキル。
超シンプルな公式で、他人の脳内が読めてしまうので、能力というより、スキルなのですが・・
『人を動かせる人』って、これを、やっているんですよね。
すなわち、「これをすると、相手は、こう反応することになる」
この人間構造を、高度に理解していて・・
自分と相手が、ともにwin-winの関係になれるように、相手の反応を、デザインしながら、恋愛や人間関係を、進めているんです。
ただし、ほとんどの場合、本人は、無意識・直感で、行っています。
経験や、直観により、「これをすると、相手は、こう反応することになる」
これを、理解して、応用しているんですよね。
100万再生を連発するような、人気インフルエンサーなどは、その典型。
「こういう動画をだすと、視聴者は、こう反応することになる」
これを高度に読んでいる・・
つまり、他人の脳内で起きるであろう反応を、仮想的に読んでいるんですよね。
これを、簡単・シンプルな公式にして、スキル化したものが、他者メタ認知です。
で、まあ、人気インフルエンサーに限らず、あなたの身近にも、いるかと思いますが・・
人望が厚く、人か好かれていて、周囲を動かせる、あの上司とか、あの友人とか・・
ああいう人達って、本人には自覚が伴っていない場合が大半ですが・・
「これをすると、相手は、こう反応することになる」
それを、直観的に、理解していて、活用している場合が多いんですよね。
「え?それが、再現性ある形で、公式化されるなら、すごくない!?」
そうなんですよね。
だから実際、私も、他者メタ認知を知ってから、人生が激変してしまいました。
この他者メタ認知については、こちらの動画が詳しく、記事版は以下です。
・【他者メタ認知】人の心を読む能力|他人の気持ちや考えがわからない人へ
人生を一変させる可能性を秘めた、特殊スキル・・
気軽にチェックしてみてください。
4.まとめ|人間関係がうまい人は「相手を変えようとしない」
では、最後にまとめです。
今回は、デール・カーネギーの名著『人を動かす』をもとに・・
【人間関係がうまい人が絶対にやらないこと5つ】を見てきました。
ポイント
①相手を批判・非難する
②議論で相手を論破する
③自分の話ばかりする
④自分の都合で相手を動かそうとする
⑤相手の自尊心を傷つける
こうやって見ると、あることに気づきませんか?
人間関係がうまい人って、別に、特別に話がうまいわけでも・・
誰からも好かれる、魅力的な人である必要もないんですね。
むしろ、人間関係がうまい人ほど・・
【相手を無理やり変えようとしない】
これが、共通しているんです。
「なんで、わかってくれないの?」
「なんで、私の言う通りにしてくれないの?」
そうやって、相手を変えようとすればするほど、人間関係は苦しくなります。
なぜなら、相手にも、相手の自我があり・・
相手にも、相手なりの「正しさ」があり・・
相手にも、相手なりの欲求があるからです。
だからこそ。
「どうすれば、相手を変えられるか?」ではなく・・
「この人は、今、何を感じているんだろう?」
「この人には、今、どんな自動反応が起きているんだろう?」
「この人は、本当は、何を求めているんだろう?」
そうやって、自分の視点から一歩離れて、相手の視点からも世界を見てみる。
すると、不思議なことに・・
今まで「なんで、この人は、わかってくれないんだ!」とイライラしていた相手のことが・・
「ああ。この人には、この人なりの理由があるんだな」
そう見えるようになってきます。
すると、無駄に怒らなくなる。
無駄に争わなくなる。
無理に論破しなくなる。
そして、相手をコントロールしようとしなくなる。
その結果として・・
むしろ、人が自然と協力してくれるようになるんですね。
これこそが、カーネギーが『人を動かす』で伝えたかった本質の1つなのかもしれません。
5.ラスト|人間関係は、もっとラクでいい
私達は、つい、人間関係で悩んだ時・・
「相手が変わってくれたら、うまくいくのに」
そう考えてしまいます。
でも、他人を直接、変えることはできません。
変えられるのは、自分の接し方だけ。
そして、自分の接し方が変われば・・
相手に起きる反応も、変わっていく。
「正しさ」をぶつける代わりに、まず話を聞いてみる。
批判する代わりに、相手の良いところを認めてみる。
「私の言う通りにして」ではなく・・
「この人は、何を望んでいるんだろう?」と考えてみる。
たったそれだけでも、人間関係は、少しずつ変わり始めます。
もちろん、それでも話が通じない人もいます。
どう接しても、うまくいかない相手だっています。
そんな人とは、無理に仲良くなる必要はありません。
適切な距離を取ればいい。
大切なのは・・
【すべての人から好かれること】ではなく・・
【人間という生き物を理解したうえで、自分も相手も大切にできること】なのかもしれません。
人間関係って、人生の大きな悩みの1つですよね。

でも、人間の仕組みがわかってくると・・
「ああ、そういう反応が起きているだけなのか」
そうやって、一歩引いて、人間関係を眺められるようになります。
すると、人間関係は、もっとシンプルになる。もっとラクになる。
そして、人に振り回されることも、少しずつ減っていきます。
相手を変えようとする人生から・・
相手を理解しながら、自分らしく生きる人生へ。
そのためのヒントが、約90年前に書かれた『人を動かす』には、今もたくさん残されています。
是非、チェックしてみてください。
また、「この際、人間関係について、体形的に学びたい」という場合には、こちらの人間関係の講座も、おすすめです。
冒頭部分は、無料公開していますので、気軽にチェックしてみてください。
・記事版→卒業♪人間関係の悩み【人間関係から自由になる講座】具体的な内容を解説
さて、最後まで、ありがとうございました。感謝しています。
<名無き仙人>




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