なぜメタ認知が高い人ほど「感情のはけ口」にされるのか?人間関係で疲れる本当の理由
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あなたは、誰かの【感情のはけ口】に、なっていませんか?
実はそれが、人間関係で疲れる大きな原因・・
先日、朝ご飯のとき。
6歳の娘が、コップの水を、ばっしゃーっと、こぼしました。
机も床も、びしょ濡れ。
一瞬イラっとしましたが、すぐにメタ認知が働きます。
「悪気はないし、大人になれば自然とやらなくなる」
そう思い、怒らずに、淡々と後処理。
「ママがいたら、怒られてたかもね」
そんな話をしながら。
その後、仕事が終わり、リビングに戻ると、なぜか、妻から怒られました。
「あの布巾で、拭かないでよ」
イライラをぶつけられ、私は、モヤっとします。
「なんで、私は、感情をぶつけられた?」
でも妻は、スッキリした様子でした。
私は「ごめん」と言いながら、また観察者意識が立ち上がります。
【いったい、何が起きているのか?】

こんにちは。名無き仙人です。
名無き仙人【プロフィール】
【幸せな生き方】ブログ2010年から続いています。感謝。
あなたにも、誰から、感情をぶつけられた経験が、ありませんか?
実は、メタ認知が高い人ほど【感情のはけ口】に、なりやすいんです。
今回は・・
ポイント
① 感情的に未熟な人の特徴
② 感情的に成熟している人の特徴
③ はけ口に、されないコツ
この3つを、構造で見ていきます。
知られていないだけで、とても大事な話です。
ぜひ、最後まで。
1.感情的に未熟な人の特徴

感情とは、本能から生じる反応・センサー・お知らせ。
それを、観察・モニタリングする脳機能が、心理学【メタ認知】。
ゆえに、メタ認知を、使わずに生きている場合は・・
感情のままに、振舞うことになりがち。
典型例は、これ。
イライラしたら、イライラのままに、相手に、怒りながら、文句を言う。
こういう光景、よく見ますよね。
<なぜ「イライラをぶつける行為」は、他人を使った感情処理なのか?>
イライラ・怒り・不安・愚痴といった感情は、本来は**「自分の内側で起きた反応」**です。
しかし、メタ認知が十分に働いていない場合・・
【自分の中に湧いた感情を、自分の内側で観察・処理できない】
その結果、人は外に吐き出すことで処理しようとする。
つまり、「あなたにぶつけることで、私の感情を軽くしたい」という、無自覚な感情処理が起きます。
表現が強めですが・・
相手は、感情を捨てるためのゴミ箱として、使われている状態です。
<感情的に未熟な人に共通する一点>
感情を、
【観察するもの、気づくもの】
ではなく、
【そのまま出すもの、他人に預けるもの】
として扱っている。
そして、その自覚は、伴いません。
その結果、
注意ポイント
・感情をぶつけた本人 → スッキリ
・受け止めた側 → モヤモヤが残る
という 非対称な関係が生まれます。
この構造を知ると・・
「なぜ私ばかり疲れるのか?」「なぜ相手はケロッとしているのか?」
その答えが、かなりクリアになりますよね。
さて、ここまで聞いてみて、どうでしょうか?

実は、人間関係において、当たり前に行われていること・・
「イライラのままに、相手に、感情的に、文句を言う」
これって、ある意味、【相手を利用している】んですよね。
手軽な感情処理として。
本来であれば、利用される側は、感情を受け取る負担が伴うので、利用料1000円くらい、貰っていい。
でも、職場でも家庭でも、無料で、行われている。
あなたは、職場や家庭で、無料で、相手の感情を受け取る負担を、背負っていませんか?
2.感情的に成熟している人の特徴

感情的に成熟している人は、メタ認知を使い、怒りや、不安など、本能反応を、自分の内側で処理します。
「あ、今、イラっとしてるな」
そう気づくことで、イライラをおさえ、冷静に、対処する。
その結果、相手に、感情をぶつけない。
つまり、相手に、感情を受け取る負担を、背負わせない。
これって、本来は、相手の負担軽減であり、もっと高評価されること。
だけど、この構造は、可視化も、言語化も、されないし・・
まったく、世の中では、評価されていない。
メタ認知って、高度な脳機能なので、使えば脳疲労が起きる。
つまり、イライラをメタ認知で気づき、抑える行為には、負担がかかっている。
この負担を「誰が背負うか?」という問題なんですよね。
ポイント
メタ認知が低い人の場合は、相手が背負うことになる。
メタ認知が高い人の場合は、自分が背負うことになる。
そして、これらは、人間社会の中で、無自覚に行われていて・・
メタ認知が高い人は、負担を背負っているのに、評価されていない。
そもそも、気づかれてすら、いない。
<もう少し詳しく>

人間の【メタ認知の進化段階】は、ざっくり、次の五つの層で進化していきます。
参考
第1層、メタ認知なし。
第2層、感情メタ認知。感情には気づける。
第3層、思い込みメタ認知。思い込みにも気づける。
第4層、本能的な自我のメタ認知。本能的な自我にすら気づける。
第5層、メタメタ認知。

ここからは、他人達の、脳内で起きていることをメタ認知していく・・
【他者メタ認知】の領域になっていきますが・・
結論からいきますね。
「相手にイライラをぶつけて感情処理する」
主戦場は──第1層〜第2層前半です。
ただし、層ごとに質が違うので、そこを整理します。
<感情をぶつけて処理するのは、どの層か?>
■ 第1層:メタ認知なし
世界に、完全没入状態。
「ムカついた」
その瞬間、本能のままに「怒る・当たる・責める」。
感情を処理している自覚はなく・・
「正当な怒り」「悪いのは相手」という世界観です。
結果、他人を使った感情処理が常態化します。
■ 第2層:感情メタ認知(前半)
「私、今イライラしてる」と、感情には気づける。
でも、止められない。
「分かってるけど、言わないとダメ」
そうやって、自覚ありの感情投下が起きる。
一見、成長しているようで、処理方法は第1層と同じです。
■ 第2層後半〜第3層:分岐点
第2層後半では、感情には気づくが、怒っている本当の理由は、自分でも、わからない。
結果、説明付きで、ぶつける。
さて、あなたは、例えば職場で、相手から・・
イライラのままに、感情的に、文句を言われたりしていませんか?
そして「ごめん」と、相手の感情処理を、背負ってあげて、いませんか?
さて、そして、第3層になると・・
「あ、これ私の思い込みかも」と、感情を内側で回収できる。
他人を使った感情処理が、ここから減ります。
■ 第4層・第5層
第4層では、怒っている自我を、観察する。
第3層までは「私は、怒っている」だったのに・・
「怒りの本能衝動を、私は、見ている」
私の位置が、観察者側に、ズレる。
第5層では、怒っている主体そのものが、仮構だと見抜く。
感情は、起きて、消える現象になる。
だから、怒りが定着しない。
さて。
あなた自身は、そして、気になるあの人は──
どの層に、いると思いますか?
では、ここまでを、まとめます。
ポイント
①感情的に未熟な人→相手にぶつけることで、感情処理をする
②感情的に成熟している人→自分の内側で、感情処理をする
そして、メタ認知階層が高い側が、負担を背負いやすい。
3.【感情のはけ口】に、されないコツ
・【他者メタ認知】人の心を読む能力|他人の気持ちや考えがわからない人へ
結論はシンプルで、『他者メタ認知』レベルを、高めること。
『他者メタ認知』が高まると「相手の脳内で、何が起きているのか?」
わかってしまうからこそ、自然と【境界線】をひくようになっていきます。
一見すると、冷たく感じられますが・・
「それは、貴方の感情であり、あなたの課題」
【境界線】を引くことにより、相手の感情を、背負わなくなり・・
逆に、全体が、綺麗に、整い始めます。
私も、本当の意味で、【境界線】を引けるようになってから、人間関係のストレスが、別次元に激減し始めました。

だから、他者メタ認知上級編の講座の最後の動画は、テーマが【境界線】に、なっているんですね。
こちらの講座については、以下の記事が詳しいです。
ラスト
人間関係で、なぜか自分だけが疲れる。
なぜか、感情を受け取る側に回ってしまう。
それは、あなたが弱いからでも、我慢しているからでもありません。
メタ認知が高いからです。
人間関係においては、メタ認知階層が、高い側が、負担を背負うことになります。
境界線を、引かない限り。
そして、構造に気づけた瞬間から──選択肢が、生まれます。
相手の感情を、「背負う」か。
それとも、「境界線を引く」か。
感情は、本来、各自が自分で扱うもの。
あなたは、もう十分、やってきました。
これからは、自分の内側の静けさを、大切にしていい。
そのほうが、人間関係は、むしろ、うまく回り始めるし・・
相手の成長を促すことにも、繋がるようです。
今日の話が、私達の心を少し軽くするきっかけになれば幸いです。
なお、私の位置が、観察者側に、ズレる話について、以下が詳しいです。
・【一部公開】「思い込みメタ認知vs自我メタ認知」違いとは?「私」の位置
また、実務としての人間関係の知識やスキルについて、こちらの講座が詳しいです。
・卒業♪人間関係の悩み【人間関係から自由になる講座】具体的な内容を解説
なお、最後に。
実話から入る構成の関係で、妻が悪く、私が偉いみたいになっていますが・・
普段は、私のイライラを、妻が受け取ってくれたり・・
妻が自分の中で感情処理を完了してくれたりと、普段はいつも、未熟な私を、妻が支えてくださっています。
さて、最後まで、ありがとうございました。感謝しています。
<名無き仙人>




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